logo

【清水建設|面接攻略ガイド】採用傾向から実際に聞かれた質問まで徹底解説!

公開日:
最終更新日:

面接攻略ガイド

清水建設株式会社は建設業界の総合建設業者(ゼネコン)です。

「ゼネコン」とは、主にビルやマンションといった大型の建築物を手掛ける建設会社を指します。

清水建設は日本のゼネコンの中でも完成工事高上位5社に入る「スーパーゼネコン」に該当します。

 

清水建設は都市部から地方まで多くの事業所を抱えていることもあり、毎年の採用者数が多いです。

そのため、採用倍率は決して高くはないと言われています。しかし、建設業界の中でも大手であるため、難易度は高いことが予想されます。

 

そのため選考を突破するには徹底した業界研究・企業研究は不可欠です。あらかじめ面接で聞かれる質問や求める人物像などをしっかりと把握して対策しましょう。

 

本記事では、「清水建設の面接対策」として、過去に出題された質問や企業の特徴などを解説しています。

建設業界の「業界研究」や「ESの書き方」などは、下記記事を参考にしてください。

清水建設の面接の傾向

面接の傾向

清水建設の面接は年度や職種により異なります。例2〜3回の面接回数が多いようです。

 

質問は「自己PR」など定番のものが多いですが、同時に「なぜ設計事務所でなくてゼネコンなのか」「スーパーゼネコン5社のそれぞれのイメージを教えてほしい」などのように、しっかりと業界・企業研究を行っていないと答えることが難しいような質問もされる傾向にあります。

 

清水建設がどのような理念のもとにどんな事業を行っているのか、清水建設ならではの強みは何なのかを、同業他社と比較しながらしっかりと研究しましょう。

そして「そんな清水建設だからやりたいこと」を見つけ、面接官に意欲をアピールできるようにしましょう。

 

☝️ポイント

「ゼネコン」など、建設業界ならではの用語についても予め勉強し、意味を正確に捉えておきましょう。

清水建設の求めている人材

求めている人材

清水建設の求めている人材
  • 仕事で自分ならではの力を発揮できる人
  • 「ものづくり」を通して社会に貢献したい人
  • チャレンジ精神に富んだ人
  • 自ら考え主体的に動ける人
  • 自らが中心となって課題を解決できる人

私たちの仕事「ものづくり」、それはチームで成し遂げるものです。

当社では、専攻分野・国籍・性別・障がいの有無等に関わらず、多様な人財が各々の力を発揮して働いており、

そして、皆が力を合わせてチーム一丸となって、「ものづくり」を通して広く社会に貢献しています。

「ものづくり」の先にある達成感と感動を共に分かち合える、新しい仲間をお待ちしています。

一緒に未来を創っていきましょう。

引用:清水建設|採用情報

 

人事部からのメッセージや採用サイトの情報から、清水建設では特に主体性や積極性を持った人材が求められているといえます。

顧客や社会のためのより良いものづくりには、これらを持っていることが重要だと考えられているのでしょう。

 

面接では部活動や課外活動などで積極的に動いた経験などについて話すことができれば、主体性や積極性を持っていることをアピールしやすいでしょう。

清水建設の面接の攻略法

面接攻略法

清水建設では前述した通り、定番の質問とともにしっかりと業界・企業研究を行っていないと答えにくい質問が問われやすいです必要な知識を揃え、質問に対して明確な答えを返せるようにしましょう。

 

あらかじめ過去になされた質問の答えを考えながら、どのような知識が必要か把握し、身に付けていくことがおすすめです。

 

ここでは清水建設の面接で重要となる2つのポイントについてご紹介します。

建設業界や清水建設の特徴を捉える

業界や企業に関する質問に答えるには、それらの特徴や強みをしっかりと捉えておく必要があります。

 

そのためには清水建設と同業他社を比較した研究が欠かせません。特に清水建設はゼネコンであるため、ゼネコンではない建設会社との比較や他のゼネコンとの比較をする必要があるでしょう。

 

過去になされた質問を参考にして、知っておいた方が良い知識が何か目星を付けてから業界・企業研究をすると、より効率的に行えるでしょう。

 

建設業界や清水建設の特徴を深めることで、それらに関連した質問により明確な返答をしやすくなります。

なぜ清水建設なのかを明確にする

面接では「なぜ他社ではなく清水建設なのか」「入社後にやりたいことは何か」ということを問われます。

このとき明確な回答ができると、将来の仕事に対する意欲や積極性があることを印象付けられるでしょう。

 

業界・企業研究をした際に、清水建設に魅力を感じた部分や清水建設の取り組む仕事の中でやってみたいと思ったものに焦点を当てて、清水建設だからこそ働きたい理由を具体的な言葉に起こしてみることがおすすめです。

清水建設で実際に聞かれた質問

実際に聞かれた質問
  • 自己PR
  • 学生時代に力を入れたことは何か
  • 学生時代に楽しかったことは何か
  • 現在所属している学部や学科を選んだ理由
  • 入社後にやりたいことは何か
  • 仕事は何のためにするものだと思うか
  • 実際に行う業務のイメージができているか
  • 10年後のあなたは何をしていると思うか
  • 建設業界を志望したきっかけと理由
  • なぜ設計事務所でなくてゼネコンなのか
  • なぜ他のゼネコンではなく清水建設なのか
  • スーパーゼネコン5社のそれぞれのイメージを教えてほしい
  • 好きな建築物を2つ教えてほしい

面接での回答時間は1分程度が良いとされています。簡単な質問に対しては30秒程度を目安となります。

 

1分で話すことができる文字数は約300字程度。面接対策として文字に起こす場合は、300字を目安に考えると良いでしょう。

 

質問内容によっては、1分以上かけてしっかりと説明する必要がある質問も多くあります。臨機応変に対応することはもちろん、面接対策を行う際には1分の時間感覚を身につけることが非常に大切です。

 

実際に聞かれた質問の中から、今回は3つの質問について回答例と併せてポイントをご説明します。

仕事は何のためにするものだと思うか

<回答例>

仕事とは、喜びを生み出すために行うものであると考えます。

学生時代、飲食店でアルバイトをしていた際、テーブルが高く食事に一苦労している子供を目にしました。そこで子供用の高い椅子を率先して提供したところ、お客様から感謝の言葉を頂くことができ、自分の行ったことが喜んでもらえたという嬉しさを感じました。

このことから、相手に喜んでもらうことが仕事の意義だと感じ、仕事選びの軸となりました。

御社は「顧客に喜んでもらえる、ニーズや期待に応えるものづくりをする」ということを大切にしており、私の就活軸と一致しています。このお客様のためにということは、目の前のお客様だけではなく、延いては社会全体を喜ばせること、つまり社会貢献に繋がると考えます。

「人々に喜びを届ける」という思いを大切に仕事に取り組んでいきます。(348文字)

 

ここでは自分が仕事をする理由として大切だと思うことについて、明確な表現で簡潔に答えられると良いでしょう。

 

このような質問ではまず「自分の生活のため」という回答を思い浮かべる人も多いと思います。しかし、それでは働くことそれ自体よりも「生活をすること」に対する意欲を力説することになってしまい、自分本位な印象を与えかねません。

面接官が知りたいのは、「会社で働くことに対する意欲があるか」ということです。

 

そのため、働くこと自体の中にある目的やモチベーションは何かということを回答できると良いでしょう。

このとき、企業の理念との適合度が高い回答であると「同じ目標を抱いている」として好印象を与えられるでしょう。

 

またそのような考えを持つきっかけとなった経験についても具体的に伝えられると、説得力がある話になるでしょう。

なぜ他のゼネコンではなく清水建設なのか

<回答例>

御社の建設物には1つ1つに大きな願いや想いが込められており、前例のない設計に積極的に挑戦する姿勢に魅力を感じています。

例えば、歴史を象徴する国立代々木競技場。前代未聞のワイヤーロープによる「吊り屋根構造」に挑戦したことをはじめ、日本初の免震レトロフィットを導入した国立西洋美術館や複合式木質張弦梁構造を実現した有明体操競技場など、御社が手がけてきた作品は、どれも最先端の技術と施工力があるからこそ実現することができたといえます。

御社は他のゼネコンと比べても多数の特許を取得されているなど、技術革新に特に注力されています。新たな技術を生み出し、建築に活かすことは安全性や利便性の向上、延いてはお客様の笑顔に繋がります。

私も新しい技術を駆使し、期待を超えたダイナミックな設計で感動を与えられるような建設・設計に携わりたいと考え、御社を志望しました。(372文字)

 

企業研究によって企業ならではの強みや個性といった特徴を見つけ、その中で特に強く魅力を感じた部分を中心に簡潔に答えられると良いでしょう。

 

「就職するときに求める要素」を考えると、「仕事内容」や「やりたい仕事と企業の注力する方向が合っているか」など様々なものが思い浮かべられると思います。それらの中のどの要素に他社にはない個性が出ているかを把握し、そこに焦点を当てることでより熱意のこもった答えを考えやすくなるでしょう。

回答をするときに「魅力を感じている特徴」「そこに魅力を感じる理由」明確にすると話がまとまり、面接官にも内容が伝わりやすいでしょう。

 

また、その特徴が出ている具体的な例を示すことで、企業への理解を示すとともに、より話の説得力を高めることができます。

スーパーゼネコン5社のそれぞれのイメージを教えてほしい

<回答例>

大成建設は都市の再開発、鹿島建設は海外事業の展開を得意としており、大林組は東京スカイツリーの建設や宇宙エレベーターの構想など先鋭的な姿勢、竹中工務店は建築物のデザイン性の高さが特徴であると思います。

御社は技術開発に力を入れており、数多くの特許を所有しているというイメージがあります。(141文字)

 

5つの企業のイメージを答える必要があるので、それぞれの企業に関する内容は簡潔である方が好ましいでしょう。

 

ここでは一般人からのイメージではなく、建設業界を志望し、業界についての知識がある人からのイメージが求められていると考えられます。そのため業界・企業研究が非常に大切になります。

 

清水建設の面接では他のスーパーゼネコンに関する質問がなされやすいようです。

清水建設を志望する場合には、特にここで挙げられている他の4社についての研究は欠かせないでしょう。

面接前にチェックすべきこと

面接前にチェックすべきこと

清水建設の新卒情報

募集職種

建築技術系(建築施工、生産技術、図面技術、木工、見積)

意匠設計系(意匠設計)

構造系(構造設計、原子力構造設計)

設備系(設備設計、設備施工)

土木系(土木施工、土木技術・設計、土木機械・電気)

エンジニアリング系(土壌環境、プラント、新エネルギー)

情報系(情報エンジニアリング、情報システム)

開発系(開発計画・不動産開発)

営業

不動産開発

スタッフ等(作業所事務含む)

スーパーバイザー

募集人数

未定(2022年度採用見込み人数345名)

採用フロー

ホームページよりエントリー
→ES提出
→Web適性検査

→一次面接

→二次面接(一部職種に限り)

→最終面接

※年度によって変わっている場合がありますので、最新の情報をご確認ください。

筆記試験

あり(Web適性検査)
※年度によって変わっている場合がありますので、最新の情報をご確認ください。

面接

個人面接

清水建設の事業内容

建築・土木等建設工事の請負(総合建設業)

引用:清水建設|会社概要

 

清水建設の昨年度(2021年4月1日〜22年3月31日)の決算を見ると、売上高1兆4,829億6,100万円。前期比1.8%増当期純利益477億6,100万円、同38.1%減で、増収はしたものの減益する結果となりました。

 

の減益は日本道路株式会社の子会社化という例年にない動向が大きく関係しているとされています。

しかし、開発事業等の売上高は増加しており、新型コロナウイルスによって受けた悪影響からも回復してきているため、2023年3月期は大幅な増収・増益が見込まれているなど、今後の発展も十分に期待できるでしょう。

参考:清水建設|決算関連資料

清水建設の社風は?

【経営理念】

真摯な姿勢と絶えざる革新志向により

社会の期待を超える価値を創造し

持続可能な未来づくりに貢献する

引用:水建設|経営方針

 

経営理念から、清水建設は革新志向を大切にしていることが分かります。これは求める人材の特徴として見られる主体性や積極性と重なります。

そのため、社員のチャレンジや活躍をしたいという推進する社風であると考えられます。

 

社員インタビューからは、若手社員であっても自分の意見を尊重してもらえるという、チャレンジをしやすい企業であることが分かります。

 

不動産開発
大森亮さん

入社してみると、業務面や人間関係面でも、キャリア採用者も分け隔てなく受け入れてくれると感じる場面が多々あり、早々にありのままの「自分」を出して仕事ができるようになりました。

引用:清水建設|インタビュー|大森 亮

プラントエンジニアリング
佐藤尚生さん

新卒採用、キャリア採用に関係なく、働きやすい環境が整っています。多様な価値観を尊重し合い、チーム一丸となって仕事に取組む、そんな仲間があなたを待っています。

引用:清水建設|インタビュー|佐藤 尚生

土木施工
檜一茂さん

シミズに入社して感じるのは、とてもフェアな会社であるということ。新卒、キャリア採用で差を感じることはなく、若手であってもある程度の裁量を持たせてくれます。上下関係はもちろんありますが、誰の意見でもきちんと受け止め、尊重してくれます。

引用:清水建設|インタビュー|檜 一茂

建築施工
柳井佑介さん

大規模なプロジェクトに挑戦できることはもちろん、現場と社内関係部署が連携してオールシミズで仕事に取り組むため、達成感も大きいです。(中略)シミズは公平にチャンスを与えてくれる会社なので、キャリア入社の私も目標を持ちながら前向きに日々仕事に取り組んでいます。

引用:清水建設|インタビュー|柳井 佑介

 

以上のように社員が自分らしく活躍し、挑戦できる清水建設は、今後も革新を続け、一層社会に貢献をしていくでしょう。

 

公式ホームページの社員インタビューではさまざまな職種の社員たちがどのように活躍し、緒戦しているのかを知ることができます。

企業で実際に働く人々のさまざまな声を企業研究に役立てましょう。

清水建設の過去実績

過去の採用人数

清水建設の2022年度の採用予定者数は345名となっています。他の年度においても250名から350名程採用されており、来年度以降も大きな変動は無いと予想されます。

 

採用倍率

前述の通り、清水建設は全国各所に事業所を構えており、その分多くの人員を採用するため、採用倍率は大手企業としてはそれほど高くないと言われています。

 

2022年度卒の総合職の採用倍率は25倍程度だったと推測されています。これは毎年200人以上も採用していることが関係しているでしょう。

 

しかし、決して低いとも言えない倍率です。確実に入社するためには業界・企業研究などの徹底した前準備が不可欠です。

 

採用大学

清水建設の過去の採用大学は下記になります。

青山学院大学、大阪大学、岡山大学、神奈川大学、関西大学、九州大学、京都大学、京都工芸繊維大学、慶應義塾大学、工学院大学、神戸大学、国際基督教大学、芝浦工業大学、成蹊大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京都市大学、東京理科大学、東北大学 など

上位の大学だけでなく中堅大学からの採用も見られます。

「清水建設の求める人材像に合致している」ということをしっかりと示すことができれば選考を突破できるといえるので、自己分析や企業研究を中心に徹底的な対策をしましょう。

明確な回答で求める人物像への適性を示して選考を突破しよう!

徹底した面接対策をしよう

清水建設は「主体性」や「積極性」を重要視しています。これらを持っているということは過去の経験に関する質問だけでなく、徹底した研究が必要な企業や業界に関する質問への回答でもアピールできます。

 

業界・企業研究をしっかりと行い、質問に明確かつ具体的に答えられるようにしましょう。

 

ぜひこの記事を参考にして清水建設の面接対策に取り組んでくださいね。

監修者画像

監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。