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【製紙業界ES書き方ガイド】読まれるESのポイントを徹底解説!

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製紙業界ES書き方ガイド


製紙業界は「紙・パルプ業界」とも呼ばれており、広義で紙の製造を行う業界です。


紙の原料となるパルプを研究し、近年ではセルロースファイバーと呼ばれる新しい素材を開発するなど、様々な分野の商品に活用されています。

パルプを新しい素材として使えるように開発・研究が進められていたり、森林事業を始め環境保護対策に注力していたりと、近年は業界の動向が活発になってきました。


そのため、
製紙業界への就職を考えるのであれば、実際の企業で出題されるESや面接対策は欠かせません。

そこで今回は、過去に製紙業界で出題されたESの質問と回答例をまとめてご紹介します。


製紙業界の採用動向や面接対策などについては「製紙業界研究」の記事で紹介しています。併せてチェックしてみてください。

製紙業界のESで実際に出た設問

製紙業界で頻出されるES設問例

1志望動機(各社共通)

2自己PR:これだけは人には負けないエピソードを教えてください。(250字以上400字以内)(2021 大王製紙)

3あなたが苦労したエピソード(学生生活、課外活動、私生活等自由に発想してください)と、それをどのように乗り越えたかお答えください。(2021 王子ホールディングス)

4あなたを表すキャッチコピー(30文字以内)を一つ挙げ、その理由について具体的なエピソードを挙げて説明してください。(400文字以内)(写真・図・絵などを用いても構いません。)(2021 日本製紙)

5あなたが最近興味を持ったパッケージングはどんなものですか?その理由も記述してください。(2021 レンゴー)

設問例1:志望動機

この質問は、どの業界でもほぼ必ず聞かれる質問です。


特に製紙業界のように、
市場がニッチな製品を扱う業界では「この業界でなければいけないのか?」「なぜ製紙業界を志望するのか?」といったあなたがこの業界を志望した意図が問われています。


自身の言葉で「なぜ製紙業界を志望するのか」を答えることができれば、採用担当者にも興味を持ってもらえるでしょう。

この質問はありふれた答えではなく、あなた自身の意見が問われるので、自分ならではの思いを積極的にアピールしていきましょう。

回答例

私は将来、自らの技術をいかし、人々の生活を豊かにすることが出来る、モノ作りの仕事に携わりたいと考えています。貴社では、どの世界でも不可欠な段ボールを始めとし、独自の優れたパッケージング技術を用いて、社会を支え続けてきた姿勢に大変魅力を感じました。

数多くのモノ作りに積極的に挑戦していく社風である貴社でなら、自身の技術力を成長させながら社会貢献し、日々やりがいを持って働くことができると確信し、志望しました。

 

☝️ワンポイント

具体的な根拠を交えて、自分の言葉でなぜ製紙業界でないといけないかを書いていきましょう。

自分がその企業に何を求めているのかを明確に答えられるように、事前に志望する企業の特徴を研究し、志望理由を整理しておきましょう。

設問例2:自己PR

これだけは人には負けないエピソードを教えてください。(250字以上400字以内)(2021 大王製紙)

自己PRは、企業に自分をアピールできる絶好の機会です。

この設問を通して、採用担当者はあなたの人柄を知りたがっています。


企業の事業に関連した強みをアピールすることができれば、良い印象が残りやすくなります。

企業がどんな人材を求めてるのかしっかり把握したうえで、企業に合わせた自己PRを作成していきましょう。

回答例

中学時代に全国大会常連のバスケ部でレギュラーになったことです。入部者の多くは経験者で、初心者は私を含めて3人しかいませんでした。その中でも、私は諦めることなく、レギュラーを目指して練習に人一倍取り組みました。コーチや経験者の友人に積極的に教わりに行き、体育館が閉まるまで自主練を行うことも多かったです。

しかし、一年生の冬に骨折し、しばらくの間ボールを使った練習ができなくなりました。一時は落ち込みましたが、今できることを精一杯やろうと気持ちを切り替え、誰よりも基礎体力作りに励みました。全体の練習に復帰してからも、習慣化した走り込みを続けた結果、チームで一番のスタミナが身につきました。そして、そのスタミナと練習に取り組む姿勢を評価され、2年生の夏にレギュラーの座を掴むことができました。この経験から決して諦めることなく、目標に向かって真摯に行動し続ける大切さを学びました。

 

☝️ワンポイント

この設問では、できるだけ簡潔エピソードとあなたのアピールポイントを伝えることが求められます。

その時に感じたことや考えて行動したことを伝えることで、より具体的にあなたの強みや人柄をアピールすることが出来るでしょう。

設問例3:困難を乗り越えた経験

あなたが苦労したエピソード(学生生活、課外活動、私生活等自由に発想してください)と、それをどのように乗り越えたかお答えください。(2021 王子ホールディングス)

困難を乗り越えた経験を聞くことにより、採用担当者は「その人は自ら目標設定をし、達成するために行動できる人材かどうか」を確かめようとしています。


つまり、困難な状況を突破してきた経験が多い人ほど、主体的に目標を立てて行動しているということが言えます。

そういった観点のもと、採用担当者は”困難を乗り越えた経験”を聞いているのです。


そのため、”困難を乗り越えた経験”を伝えることによって、採用担当者に自身の人柄を知ってもらい、入社後にどんな働き方をしてくれるかイメージしてもらえるように回答していきましょう。

回答例

私は交換留学先のカナダで積極的な授業参加を目標に努力を重ねました。留学当初は日本との講義形式の違いに戸惑い、委縮してしまいました。私が受講をしていた食糧人類学の講義は、専門知識を交えたディスカッション形式でした。私は次々意見が飛び交う議論に委縮してしまい、言語の違いに苦手意識が無かったにもかかわらず、自信を持てず発言できないことをとても悔やみました。

そこで、この自信のなさの原因が、専門知識とディスカッション形式の対話への慣れであると考え、二つのことを実行しました。一つ目は議論で飛び交う専門知識への知見を豊富にするため、関連論文を2度読み、それぞれに短く感想をつけること。二つ目は現地学生と授業外で意見交換の機会を作ることです。専門用語が多い学術論文を読むには、最初は苦労しましたが、発言ができなかった悔しさを糧に、努力を続けました。

この取り組みを通じて、能動的な授業参加が徐々に出来るようになり、さらにレベルの高い講義や課外活動にも挑戦していくきっかけへと繋がりました。

 

☝️ワンポイント

困難を乗り越えるためにあなたがどんな工夫をしたのか明確に伝えましょう。この部分が最も重要です。

困難をどのように受け止め、どのように改善に向かっていったのか、あなたなりの工夫を分かりやすく説明するようにしていきましょう。

設問例4:自己理解力

あなたを表すキャッチコピー(30文字以内)を一つ挙げ、その理由について具体的なエピソードを挙げて説明してください。(400文字以内)(写真・図・絵などを用いても構いません。)(2021 日本製紙)

あなた自身を表現してくださいといった質問は、あなたの「個性」「発想力」、そして「客観的に自分を捉えられているか」を見ています。


このような設問を用意する企業は意外と多く、「白紙の紙1枚を使って自由に表現してください」「絵や写真を使ってもいいので自由に自分を表現してください」といった内容が多いです。


この記事では、文字で自分を表現する時の回答例を紹介します。

書く時のポイントとしては、エピソードに一貫性を持って、自分を表現するようにしていきましょう。

回答例

「何事にも前向きに粘り強く取り組む努力家」

私の強みは目標に対して継続して努力できることです。この強みが生きた経験としては英語の習得を試み、成果を上げられた経験があります。 

私が所属するゼミには留学生が多数在籍していました。大学3年時にゼミ生になった時には、英語力に自信がなく、うまく意思疎通を行えませんでした。そこで私は英語力向上を目標に学習を始め、毎日1時間、就寝前に必ず英語の音読等を行いました。

勉強するモチベーションがあがらない日でも必ず目標を達成すると自らを奮い立たせ、努力し続けた結果、TOEICのスコアが大学入学時から300点以上伸び、850点を獲得しました。

そして学習から得た知識と自信を生かし、留学生と積極的に会話することで、英語力と異文化コミュニケーション能力を養うことができました。 

このことから私は目標を達成するために、いかなる時も前向きに粘り強く努力できる人間であるといえます。

 

☝️ワンポイント

キャッチコピーは私たちの日常の至るところに存在しています。それらはいずれも、モノや人の長所を鮮明に印象付ける言葉が使われています。

企業に自身の強みで最も伝えたい、自分の長所や魅力を洗い出すところから始めていきましょう。

設問例5:製紙業界への興味度

あなたが最近興味を持ったパッケージングはどんなものですか?その理由も記述してください。(2021 レンゴー)

この質問は「パッケージ」を通してあなたの製紙業界への本気度を見られています。


企業の採用担当者は製紙業界に何らかの興味がある人と一緒に仕事がしたいと思っています。

そのため、日頃から紙やパッケージに関心を持っているのか確かめているのです。


興味を持ったきっかけやエピソードの中で、どんな考えやどんな経験をしたのか具体的に伝えることができます。

あなた自身の人柄を知ってもらうことで、好印象を与えられるようにアピールしましょう。

回答例

私は、〇〇が販売するペットボトル包装に興味をもちました。この商品はお茶の色がよく見える幅の短いラベルが新たに採用されました。さらにラベルをめくると、ボトル本体にたくさんの動物が形取られています。私がこの新ラベルに関心を抱いた理由は、パッケージングを通じて生産者と消費者、そして環境という3つの側面において商品の付加価値が創出されていると感じたからです。

生産者としては、ロールラベルへの変更により、生産コスト削減を図ることができるうえ、「緑茶本来の色」を、店舗に陳列された時に消費者に視覚的に宣伝することが可能です。消費者は普段と変わらない価格で、緑茶の色・味をこれまで以上に味わい、楽しめるようになりました。ラベルをはがすという行為にも、ボトル本体に施されたデザインの付加価値が生み出されています。はがす行為に付加価値が生まれたことで、自然とボトルとラベルの分別が促され、環境負荷低減にもつながります。

近年、環境問題に対する社会意識は世界的に高まってきております。今後は生産者・消費者だけでなく、環境配慮という面においても付加価値を生み出していくことが大切であると考えて、そのパッケージングに興味を持ちました。

 

☝️ワンポイント

パッと思いつくようなパッケージングが思い当たらないという人は、事前に店舗に行き色々な商品のパッケージを知ることをおすすめします。

実際の面接やESに書く際には、どのような価値観でそのパッケージングが良いと感じたのかを具体的に伝えられるようにしましょう。

自己PRの書き方

自己PRの書き方

自己PRの本質

自己PRとは「自分の強みや長所を企業に伝える場」になります。

ただ単純に自分の強みや長所を伝えるのではなく、企業の求める素質を理解して自身の強みをどのように活かせるかを伝えることが重要となります。


評価の高い自己PRにするには、まず自分の強みや長所をきちんと理解することが大切になります。


また、自己PRを書く上で、企業がなぜ自己PRを聞くのか知っておくことが必要です。

企業が自己PRを聞く意図は2点あります。


1人柄を知る

企業は自己PRの内容から、企業に応募者の人柄を把握して企業と合った人材かどうか判断しています。

企業の社風にマッチした人材であれば活躍イメージが湧きやすく入社後の成長も期待できます。

逆に企業とのマッチ度が低い場合は早期退職の可能性があるため積極的な採用はされません。


2自己分析ができているか知る

自己PRは自分の強みや長所を伝える場なので、自分自身について理解していることが重要となります。

自己分析がしっかりしていればきちんと自分の強みを伝えることが出来ます。

しかし、自己分析ができていない場合は就職活動への真剣度は欠けると思われ、企業への志望度も低いものだと判断されます。

自己PRを書くためのポイント

求める人材に即した「強み」を決定する

企業へ自身の強みを伝える場合、企業のビジネスモデルを理解した上でどのような強みを求めているかを考え、自分の経験などに結び付けて伝えるようにします。


自己PRは大きく分けて3つに分類することができます。

  • 個人として努力し、成果を上げることができる
  • 関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行うことができる
  • 今までにない仕組みや企画を提案し、周囲と協力しながら実現できる


アピールしたい「強み」を論理的に述べる

上記でまとめた自身の強みをより企業に対してわかりやすく伝えるために、下記の流れにまとめるとスムーズです。

(1)強み:あなたの強みは?

(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは?

(3)強みを表す具体的エピソードは?

(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?

(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かすか?

引用:unistyle

※自己PRを書く際のポイント

・注意点 ・アピールする強みに再現性を持たせること
・学生時代に頑張ったことと混同しないこと
・書き出しと締めの部分を意識すること

製紙業界はどんな人材が求められるのか

製紙業界の求める人材


その業界で求められる人物像の特徴を知ることは非常に大切です。

職種によって仕事内容は違ってきますが、業界全体で求められている人材はどんな特徴があるのかを考えましょう。

求められる人物像を知ることで双方のミスマッチを防ぎ、ESや面接対策にも生かすことが出来ます。


製紙業界全体で求める人材の特徴としては下記が挙げられます。

  • クリエイティブな発想が出来る人
  • 新しいことにどんどんチャレンジできる人
  • 英語でのコミュニケーションを得意とする人

クリエイティブな発想が出来る人

自分の考えや判断を具体的に生み出していく発想力が求められます。


製紙業界はペーパーレス化による用紙産業の頭打ちが課題となっており、自らが消費者目線に立ち、変化し続ける景況やトレンドに対応したり、消費者のニーズを把握することが求められます。


そこで、クリエイティブな発想のもと、主体的に行動を起こせる人材が重宝される存在となります。

新しいことにどんどんチャレンジできる人

先述したように製紙業界は常に変化し続ける景況やトレンドに柔軟に対応していかなくてはなりません。

新しいことへの課題が出てくる中、進んでチャレンジしていく人材が求められます。


「自社に新しい風を吹かせてくれるかも?」と思わせるような人柄が伝わる自己PRをESや面接でアピールしていきましょう。

英語でのコミニュケーションを得意とする人

製紙業界は世界中の様々な人と関わりながら仕事をすることが多くあるため、英語での報告や情報交換の機会が求められます。


特に営業職においてはお客様や顧客のニーズを正確に汲み取りながら話を聞くコミュニケーション能力が求められるので、自身のスキルや経験から英語力に自信のある方は積極的にアピールしていくべきでしょう。

 

☝️ワンポイント

上記でご紹介した求められる人材は、あくまでも業界全体での話となります。ご紹介した内容にすべて当てはまる必要はありません。

志望する企業がどのような人材が欲しいのか、企業研究をして分析していく必要があります。


他のどの企業でもなく、その企業だから志望する理由、他の企業ではダメな理由
を見つけて、採用担当者へアピールできるとより高評価を得られるでしょう。

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監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。