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【エスクリ|面接攻略ガイド】採用傾向から実際に聞かれた質問まで徹底解説!

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最終更新日:

面接攻略ガイド

2003年に創業したエスクリは、上場するブライダル企業のうちの1社です。

エスクリのウェディングのコンセプトは「All for Thank you」

都市部を中心に30以上の施設を有しています。有名キャラクターとのコラボを行っている点がエスクリの特徴です。

 

他にも業界に新しい変化をもたらしてきたエスクリの、面接に関する情報をご紹介していきます。

 

ブライダル業界の「業界研究」や「ESの書き方」などは、下記記事を参考にしてください。

エスクリの面接の傾向

面接の傾向

エスクリでは4回ほど面接があります。

過去のクチコミによると、1回あたり30分程度の面接時間とのことでした。

 

ここ数年、最終面接では30分程度の面接を複数回行い、最終面接ではトータル1時間半程度になるようです。最終面接には社長面接も含まれています。

 

定番の質問が多いですが、過去には「○○についてプレゼン」といった時間を設けられることもあったので、自信がない人は予めプレゼン対策もしておくことをおすすめします。

また逆質問の時間があるので、逆質問も考えておきましょう。

 

エスクリは人物重視の採用なので、ありきたりな回答だけでなく、あなたの人柄がしっかりと伝えられる内容になると良いでしょう。

エスクリの求めている人材

求めている人材

エスクリの求めている人材・人物像
  • プロフェッショナルとしてブライダルビジネスに真摯に取り組める方
  • 向上心を持って常に新しいことを取り入れ、結婚式文化を未来志向で発展させる意欲のある方
  • 「変革と挑戦の意志」を持っている方

参考:リクナビ2023

 

上記の求める人物像からは、ブライダルを「憧れ」だけではなく、ビジネスとして真剣に捉えて業務にあたることができる人材を求めていると考えられます。

そのため、「今後のブライダル業界に変革を起こしていきたい」と前向きに考えている学生を求めているようです。

 

世の中は常に変化していますが、感染症の流行によって想像を超えるような変化が起きています。

ブライダル業界は特に大きな影響を受けた業界の1つです。また、結婚や結婚式に対する価値観も多様化しています。

そんな世の中の変化を恐れずに、対応していける人物が求められているのではないでしょうか。

 

「業界を牽引していく企業でありたい」と考えるエスクリで挑戦したいと考える学生は、チャレンジングな一面をアピールすることがおすすめです。

 

また「結婚式文化を未来志向で発展させる意欲」といった言葉もホームページに載っているので、「結婚式」に対する自分なりの価値観を知っておくことも大切だと考えられます。

エスクリの面接の攻略法

面接攻略法

チャレンジ精神をアピールする

エスクリが求める人材・人物像のキーワードとして「変革」や「挑戦」があります。

ビルイン型の式場やライブ配信サービスなどウェディング業界に新たな変化をもたらしてきたエスクリでは、「チャレンジ精神」は大きな強みとなるでしょう。

 

これまで何かに挑戦したり、新しく変えてきた経験を持つ人は、強みや自己PR、ガクチカを通じて面接の中でアピールするのもおすすめです。

 

アルバイトやサークル、部活、ゼミなどで「チャレンジ精神が発揮された場面」を振り返り、チャレンジ・挑戦した理由や具体的な行動、学んだことをまとめてみてください。

結婚式に対する考え方をまとめる

求めている人物像の要素の一つとして、「向上心を持って常に新しいことを取り入れ、結婚式文化を未来志向で発展させる意欲のある方」が挙げられています。

 

エスクリでの選考を受けるにあたり、「結婚式文化を発展させていこう」とする気持ちは大切です。

「結婚式」に対する自分の考え方や価値観をまとめておくことで、将来のビジョンを描く手助けになったり、ウェディング業界を志した理由やきっかけに気づけたりするでしょう。

 

就活生にとって結婚はまだ身近ではないかもしれないですが、今の自分が「結婚式」に対して抱いているイメージや認識を明らかにしてみると良いです。

ウェディング業界のトレンドや流行を知るために、インターネットで記事を検索する以外にも書籍やSNSを活用することをおすすめします。

エスクリで実際に聞かれた質問

実際に聞かれた質問
  • なぜエスクリなのか
  • 学生時代力を入れたこと
  • 他社の選考状況
  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 就活の軸
  • エスクリの強み
  • 強みと弱み
  • 学生時代に力を入れたこと
  • なぜブライダル業界なのか
  • なぜその職種を志望するのか

エスクリの強み

<回答例>

私が考える御社の強みは「式場」です。

御社では流行のゲストハウス以外の式場も展開しているため、ホテルや専門の式場、レストランでのウェディングを希望する新郎新婦からの支持も得ることができます。また御社は、現代の新郎新婦が式場選びで重視する「交通アクセスの良さ」を叶えられる、好立地なビルイン型の式場を数多く展開しています。

他社と異なり幅広い種類の施設、アクセスの良い施設をたくさん持っている点が御社の強みです。そのため今後も結婚式やライフスタイルに対する価値観の変化によって起こりうる、多様なニーズにも応えていけると考えています。

御社の式場がより多くの新郎新婦から選ばれるような提案ができるプランナーとなれるよう努めていきます。(312字)

 

他社と比較することで、その企業ならではの強みを知ることができます。強みを知るヒントとしては、商品やサービス、ブランド、技術、海外事業、過去の業績、戦略などが考えられます。

 

複数社で「似ているポイント」がある場合は、さらにその中での違いや強み、特徴は一体何なのか調べてみると良いでしょう。

志望度の高さをしっかりと伝えるためにも、強みであると答えた理由・根拠まで述べられるように準備しておきます。

就活の軸

<回答例>

私の就職活動の軸は「お客様目線を大切にしている企業で働くこと」です。

カフェでアルバイトをしていた際、アルバイト先の企業が顧客満足を重視していたことから「お客様目線をスタッフ全員が持っている企業で働きたい」と考えるようになりました。

働く環境はとても大切です。お客様を想って考え、行動する人が多く働く場所では、互いに切磋琢磨することができ、お客様には気持ちの良いサービスが還元されます。

御社のインターンシップを通じて、お会いした社員の方々から、スタッフ1人1人が新郎新婦様を想ってチームプレーをしているということを深く感じました。御社でもお客様視点に立ち、期待を超えた提案のできる人材として活躍していきたいです。(304字)

 

就活の軸は人によって様々ですが、面接で回答する際には、待遇にフォーカスした回答は避けることがベターです。

例えば、実際には「残業ゼロ」や「福利厚生が整っている企業」などを軸として就活していたとしても、面接の場で率直に答えてしまうとマイナスの印象に繋がりかねません。

 

様々な軸がありますが、例としては、裁量権を持って働く、海外での活躍、業界のシェア、技術力、事業などが挙げられます。

自分がやりたいことや、強み、大切にしていることなどと照らし合わせると、軸が見えやすくなるでしょう。

 

また、企業と必ず結びつく内容にします。

例えば、海外での事業展開を視野に入れていない企業で「グローバルに活躍すること」と答えてしまうと、企業への理解や志望度が伝わりません。企業と合った「軸」を答えられるようにしましょう。

学生時代に力を入れたこと

<回答例>

レストランでのアルバイトの経験です。顧客満足度を高めるための対策をスタッフ同士で考え、行動していました。

お客様に呼び鈴を鳴らされる前に声掛けをするよう、忙しくてもお客様のテーブルと様子を観察することを徹底しコミュニケーションを心がけました。

またそのために、ホールスタッフで担当テーブルを決め、自分の担当には責任を持って対応する業務を明確にしました。

結果として接客以外の業務にかかる時間を短縮できるようになり、常に時計を見て効率的に動いたり下準備を徹底して行うようになりました。最終的に自身の働く店舗が顧客満足度ランキングで社内2位となることができました。

この経験を通して時間を意識することの大切さを学び、丁寧な接客がクレームを防ぐことにも繋がるのだと実感しました。御社に入社してからもお客様を大切にするための工夫を忘れない人材として活躍できるよう努めていきます。(381字)

 

学生時代に力を入れて取り組んだことは「ガクチカ」とも言われており、定番の質問の1つです。

この質問を通じて、学生の人柄や、どのように考え、取り組んできたのかといった姿勢を知ることができます。

 

定番でシンプルな質問なので、なんとなく頑張ったことだけを話して終わってしまわないよう意識して回答しましょう。

結論(学生時代に力を入れたこと)を伝え、なぜ取り組み、どのように取り組んだのか、その経験で得たことは何なのかが話せるように準備しておきます。

 

大きな結果を得た話でなくても良いので、ゼミや部活、サークル、アルバイト、ボランティア、留学、学業など、自分が過去に「頑張ったな、打ち込んだな」と思えるエピソードを話すようにします。

深掘りされても困らない題材を選ぶことが大切です。

エスクリ面接前にチェックすべきこと

面接前にチェックすべきこと

エスクリの新卒情報

募集職種

ブライダル総合職

ドレススタイリスト

フラワーコーディネーター

ヘアメイクスタッフ

キッチンスタッフ

※ES提出時に職種を選択

募集人数

50〜70名

採用フロー

エントリー

→会社説明会

→エントリーシート提出

→グループディスカッション

→面接

→適性検査

→内々定

面接

個別/グループ

ブライダル総合職は「ウェディングプランナー」「バンケットディレクター」「コンシェルジュデスク」の3つに配属が分かれます。

エスクリの事業内容

  • ブライダル事業
  • 建築不動産事業

 

エスクリでは、「ウェディング事業」としてホテルやレストラン、ゲストハウス、専門の式場など幅広く展開しており、東京を中心に東北から沖縄まで30施設を運営しています。

2010年頃から継続的に出店を続け、施設数は10年以内で2倍以上です。現在も政令指定都市で出店候補地や物件を募集しています。

 

エスクリが2022年より一部で運用を始めたサービスが、見学や相談などをオンラインで行うことができる「フル・オンライン・パッケージ」です。

利用者は安心して手軽に打ち合わせをすることができる、プランナーは時間や場所に縛られず柔軟に対応することができる、といったメリットがあります。

 

2020年の7月にはティーケーピーやSBIホールディングスと資本提携しており、今後ウェディングを元にした様々な事業の展開が考えられます。

 

☝️ポイント

SBIホールディングスやTKP以外にもマイレージクラブ提携や17MediaJapanとの提携など、他社との繋がりがいくつもあるので、企業研究の一環として調べておきましょう。

エスクリの社風

社員紹介を読んでみると、エスクリで働く社員たちは「チームで結束して結婚式を創り上げること」を大切にしているということが読み取れます。

「チーム」という言葉が散見され、新郎新婦を想ったスタッフ同士のコミュニケーションが活発なようです。

 

エスクリではプランナーからドレス、花、ヘアメイク、料理などを提供しており、各セクション同士で新郎新婦の打ち合わせ内容を共有したり、より良い式となるような提案、話し合いを行なっています。

 

エスクリの由来となる「STAFF CREATE」が浸透している会社であることが伺えます。

社名の由来
STAFF CREATE

時代が変わっても、「人の力」は変わらない。

信頼できるスタッフ、信頼できるチームで、顧客の期待を超えていく。

エスクリという社名は「STAFF CREATE」という言葉に由来しています。

人の力をコアバリューとし、多様なスタッフが能力や専門性を最大限に発揮し、

お互いに活かし合える企業体をめざしています。

能力の高いスタッフが最高のサービスでお客さまに満足させる。

「人財の力」で成功を収めていく、人が主役のビジネスをつくっていきます。

引用:エスクリ「社名の由来

 

「新郎新婦のことをチーム一丸となって考える、プロフェッショナルな人たちと働きたい」という人にマッチしてる社風だといえるのではないでしょうか。

エスクリの過去実績

採用難易度

難易度は不明ですが、2022年卒の就活時期前半の女子就活生が選ぶ就職人気ランキングに、ハウス食品と同率の第93位としてランクインしていました。

 

女子学生が選ぶ人気ランキングにランクインしていたことや、例年女性の採用者数の方が多いことから、女子人気の方が高い企業であると考えられます。

参考:東洋経済オンライン

 

採用大学

青山学院大学、亜細亜大学、京都大学、大阪大学、埼玉大学、慶應義塾大学、甲南大学、明治大学、関西大学、関西学院大学、摂南大学、帝京大学、日本大学、同志社大学、立教大学、立命大学、龍谷大学、早稲田大学 など

参考:リクナビ2023

 

エスクリでは中堅の大学からも採用があることが分かります。ブライダルや調理製菓、服飾、観光系の専門学校からも採用されています。

 

採用人数

2021年度 25名(男性:3名/女性:22名)
2020年度 93名(男性:11名/女性:82名)
2019年度 92名(男性:11名/女性:81名)

参考:リクナビ2023

 

過去3年間の採用者数を見てみると、100名近くを採用していましたが、2021年度では約4分の1に減少してしまいました。

採用者の割合としては9割近くが女性となっています。

人柄を伝えるのが大切!エスクリの面接対策をしよう

徹底した面接対策をしよう

今回はエスクリの面接対策についてご紹介しました。

エスクリの面接は4回ほど実施され、クチコミから質問内容としては定番のものが多いようでした。

 

人物重視の面接です。人柄をしっかり伝えられるよう自己分析も怠らず、チャレンジ精神が強みの人は積極的にアピールしていくのもおすすめです。

 

ぜひこの記事を参考に面接対策に取り組んでくださいね。

監修者画像

監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。