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【ファナック】平均年収1248万円|年収推移・業界・年代・役職別など徹底解説!

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【ファナック】平均年収1248万円|年収推移・業界・年代・役職別など徹底解説!

ファナック株式会社は山梨県に本社を置く工作機械業界・ロボット業界・電気機器業界に属する企業です。

この記事では、ファナックの年収について、「年代・役職別の年収はいくら?」「競合他社と比較して平均年収は高い?低い?」など様々な角度で分析していきます。

競合他社との比較や業界ランキングなども紹介しているので、ファナックを志望する就活生だけではなく、電気機器を志望する就活生はぜひチェックしてみてください!

【2022年版】ファナックの平均年収は高い?低い?

ファナックの平均年収

ファナックの平均年収

※ ファナック株式会社が発表している有価証券報告書を元に集計しています。


ファナックの平均年収は1248万円です。

国内の上場企業の平均年収は614万円なので、ファナックの平均年収は高いことがわかります。

また、電気機器でみた場合の平均年収は667万円なので、業界全体の平均年収に比べても高い数値です。

上場企業における平均年収ランキングでは、ファナックは全体で42位、電気機器内で5位となっています。

ファナックの平均年収の推移

ファナックの平均年収グラフ

※ ファナック株式会社が発表している有価証券報告書を元に集計しています。


ファナックの過去7年間の平均年収推移を見てみましょう。

2022年度は平均年収が前年度よりも150万円高く
、5年前と比較して99万円減少しています。

また、電気機器全体で見ると、平均年収は5年間で28.2%減少し、業界全体の平均年収が近年下がっている傾向にあることがわかります。

ファナックで年代/役職別の年収はいくら?

ファナックの年代別平均年収

ファナックの年代別平均年収※ ファナック株式会社が発表している有価証券報告書厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査を元に独自に算出しています。


ファナックの年代別の平均年収と全国の平均年収を比較して見てみましょう。

ファナックに勤める20代の平均年収は890万円で、全国の平均年収と比べると514万円プラスとなります。

30代になると1097万円で、20代の時よりも207万円プラスとなります。

さらに40代は1292万円、50代では1441万円となっています。

ファナックの役職別平均年収

ファナックの役職別平均年収

※ ファナック株式会社が発表している有価証券報告書厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査を元に独自に算出しています。


それでは、役職に就いた際の平均年収はいくらになるのでしょうか。

ファナックでは係長の役職で1548万円課長2023万円、さらに部長になると2440万円まで年収が上がることが分かります。

ファナックのボーナスと基本給の内訳は?

ファナックの平均ボーナス額

※ ファナック株式会社が発表している有価証券報告書国税庁が発表をしている民間給与実態統計調査を元に独自に算出しています。


続いて、ファナックの年収をボーナスと基本給に分けて見ていきましょう。

ファナックの年間ボーナス額の平均値は201万円となりました。

電気機器の年間ボーナス額の平均値が107万円であることから、94万円程高い金額になっています。

一方、基本給は、月87万円となります。これは業界平均の46万円よりも40万円ほど高い金額です。

ファナックの平均年収を徹底比較

ここまで、ファナックの平均年収について詳しく分析してきました。しかし、企業研究を行っている就活生にとっては、他の電気機器業界企業の平均年収も気になりますよね。

ここからは、ファナックの平均年収を競合他社と比較していきます。

また、電気機器業界の平均年収ランキングも紹介しているので、併せてチェックしてみてください!

ファナックと競合他社の平均年収比較

ファナックと競合他社の平均年収を比較すると下記になります。

企業名

平均年収

ファナック株式会社

1248万円

株式会社安川電機

787万円

DMG森精機株式会社

723万円

株式会社マキタ

716万円

株式会社アマダ

635万円

電気機器業界の企業平均年収ランキング

電気機器業界の平均年収企業ランキングは下記になります。

1位はファナック株式会社社1248万円となっています。

順位

企業名

平均年収

1

ファナック株式会社

1248万円

2

株式会社ディスコ

1140万円

3

株式会社安川電機

787万円

4

スター精密株式会社

774万円

5

ブラザー工業株式会社

767万円

6

西部電機株式会社

747万円

7

株式会社FUJI

723万円

8

DMG森精機株式会社

723万円

9

株式会社マキタ

716万円

10

株式会社ジェイテクト

680万円

ファナックの将来性を分析!

平均年収は、企業の経営状況に大きく左右されます。経営が安定していると、賞与の額が上がり平均年収が上昇する傾向があります。 

あくまで目安にはなりますが、将来性を考える際には、売上高純利益も確認しましょう。そうすることで、より具体的なイメージを持つことができるかもしれません。

それでは、ファナックの過去7年分の売上高と純利益についてを見ていきましょう。

ファナックの売上高と純利益の推移

※ ファナック株式会社が発表している有価証券報告書を元に集計しています。


2022年度におけるファナックの売上高5782.6億円で、前年度成長率139.0%でした。

5年前と比較すると、0.9%上昇しています。

上場企業のみに絞ると、電気機器全体の売上成長率は1年で170.7%、5年で33.0%です。

その中でも、最新年度におけるファナックの売上高ランキングは、電気機器内で27位となります。

また、純利益1220.6億円となり、電気機器の純利益ランキングでは10位となります。

上記より、純利益の成長率は1年で173.3%、5年で173.3%となっています。

ファナックの残業時間はどれくらい?

ファナックの平均残業時間

厚生労働省が発表している女性の活躍推進企業データベースオープンデータを元に集計しています。


就活生の中には「平均年収が高い=残業時間が多いのでは?」と考える人も多いのではないでしょうか?

ファナック従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり32.1時間でした。

電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業で働く従業員の平均残業時間は15.5時間のため、業界内では比較的残業時間が長いといえます。

まとめ

この記事では、ファナックの年収について様々な角度から分析してきました。

年代や役職別に見た年収や、ファナックの将来性など、ファナックで働いた場合の年収の推移がイメージできたのではないでしょうか。

このサイトでは、他企業の年収情報や企業研究・業界研究について役立つ記事もたくさん掲載しています。ぜひ他の記事もチェックしてみてください!

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監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。