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【ゲーム業界研究|2023年度最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説!

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ゲーム業界研究


ゲーム好きの人なら、誰もが一度は憧れるゲーム業界。
近年はeスポーツの台頭によりプロゲーマーが世界中で脚光を浴びるなど、ますます業界としても盛り上がりを見せてきています。


華やかで楽しい業界イメージを持っている就活生も多いかと思いますが、「人気ゲームを作っているのはどんな会社?」「どんな職種の人がゲームを作っているのか?」ここをしっかりと理解できている人は、少ないのではないでしょうか。


この記事では、ゲーム業界の歴史から現在の動向、働き方まで、就職に必要な情報をまとめてご紹介します。

​​ゲーム業界とは

ゲーム業界の概要


ゲーム業界は人気業界の一つとなっていますが、皆さんの手に届くゲームがどのような流れで作られているのか、ご存知でしょうか。


ゲーム業界に属する企業は、ゲーム開発を行う「パブリッシャー」とゲームの販売・運営を行う「デベロッパー」の2つに大きく分けられます。


まずはゲームの制作から販売までに携わっている業種と役割について解説します。

プログラマー

プログラマーは、ゲーム制作をするにあたって、ゲームを動かせるようにプログラミングをする仕事です。


プログラマーは、要求側の意向を汲みゲームに反映させていくための表現力とコミュニケーション力が求められます。プログラミングのスキルはもちろん、チームで作業を進めることも多いので、協調性も非常に大切になります。


また、プログラマーはゲーム業界だけでなくIT業界でも活躍している業種です。

ゲーム業界とIT業界は密接な関係にあるため、プログラマーに興味のある方は、「IT業界研究」の記事もチェックしてみてください。

シナリオライター

名前の通り、ゲームのシナリオ作りをする仕事です。プログラマーと共にゲームの方向性やストーリーなどを決めていきます。


シナリオライターに求められるのは、小説家などの物書きと違い、いかにシナリオ(ストーリー)とゲーム性をマッチングさせられるかです。


そのため、ゲームのシナリオを考えられるだけでなく、ゲームのプログラミングやプロデュースなど制作全体に精通している人に向いています。

グラフィックデザイナー

ゲーム内の世界観や登場するキャラクターのデザインをする仕事です。


グラフィックデザイナーに求められるのは、そのゲームの魅力や面白さを一段と押し上げてくれるような、魅力的なキャラクターやデザインが描けることです。


また決められたゲーム容量に適した枚数で表現をする必要があるので、絵の表現力だけではなく調整力も必要になります。特に他の製作陣と連携を取りながら進めることが多いので、円滑にコミュニケーションが取れることは必須となります。

サウンドクリエイター

ゲームで使われるBGMや効果音などのサウンドエフェクトを作る仕事です。


サウンドクリエイターには、コンピューターで音楽を作るためのスキルやセンスであったり、ゲーム内の動きにサウンドエフェクトを合わせる際のプログラミング知識が求められます。


音楽的なセンスだけでなく、グラフィックデザイナー同様、ゲーム内の容量や世界観に合わせる必要があるので、コミュニケーション力と調整力は必須となります

ディレクター

ゲーム制作に関する監督的なポジションです。ディレクターは、制作から販売までの全工程を円滑に進めていけるように、各部署のスケジュール調整をするマネジメント力が求められます。ゲーム制作が完了するまでの全体の指揮をとるため、ゲーム制作に関する豊富な知識と経験が必要です。

販売・プロモーション

ゲームの認知度向上や、販売促進に関する施策を行います。オンライン広告やメディアを効果的に活用し、制作したゲームをより多くの顧客に繋げることが求められます。ゲーム業界の流行やトレンドは、常に目まぐるしく変動していきます。


そのため、日頃から情報に関するアンテナを張って、流行やトレンドを敏感に察知できる、好奇心が旺盛な人におすすめです。

ゲーム業界の市場規模

ゲーム業界の市場規模

市場規模の推移

 

国内家庭用/オンラインプラットフォーム ゲーム市場規模推移

国内 家庭用/オンラインプラットフォーム ゲーム市場規模推移(出典:BCNR、グラフ作成:CareerMine)

 

2019年のゲーム市場規模は1兆7330億円となっています。グラフを見ると、2010年から年々上昇傾向にあります。


特に、近年の急速なスマホ普及により、いつでも手軽に遊ぶことができるゲームアプリなどを含んだ、オンラインプラットフォームの市場が大きく伸び続けています。


今後は日本の少子高齢化社会への対策として、海外向け市場への進出などが課題とされていますが、次世代ゲーム機の登場や、サブスクリプションサービスの普及などにより、ますます業界自体が盛んになっていく兆しがあるので、将来性の高い業界だと言えるでしょう。

現状・動向

2021年はコロナ禍による「巣ごもり時間」の増加で、ゲーム業界の更なる需要拡大が見込まれます。 


特に家庭用ゲームソフトの市場は、大手ゲームソフト会社が軒並み売り上げを伸ばしており、上位7社のうち5社が最高益を更新する形となっています。
中でも、2020年3月に発売されたニンテンドースイッチ専用ソフト「あつまれどうぶつの森」は、発売から3ヶ月で500万本が売れるという大ヒットを記録しました。


さらには、近年eスポーツの大会が世界中で開かれています。高額賞金が出ることで話題を集めており、ゲーム市場の地位向上や成長を後押ししています。

ゲーム業界の歴史

ゲーム業界の歴史


ゲーム業界は1970年代以降、主に「業務用ゲーム」「家庭用ゲーム」の2つの市場で発展を遂げてきました。


今となっては、全国の至る所で当たり前のようにゲームセンターが見かけられます。
また、スマートフォン携帯用ゲーム機の登場により、いつでもどこでも好きな時にゲームを楽しめるようになりました。


日本のゲーム業界を支えてきた2つのゲーム市場が、どのような発展の歴史を辿ってきたのかを知ることで、ゲーム業界に対する理解がさらに深まるでしょう。

70年代

この当時はまだゲーム産業は小さな市場で、ショッピングセンターや商業ビルに併設された遊技場の運営とそこに設置されるゲーム機の製造業が中心でした。


しかし、70年代後半になるにつれてブラウン管テレビに繋いで遊べる「ビデオゲーム」が登場します。
ビデオゲームの人気が徐々に高まり始めると、次第に遊技場以外の場所にもゲーム機が置かれるようになっていきました。

80年代

80年代に入ると、ビデオゲームの人気は更に高まっていきます。この頃のゲーム業界は業務用ビデオゲームを中心として発展し、各地に次々とゲームセンターが作られるようになっていきました。


また、この頃には複数の企業から家庭用ゲーム機が販売されました。中でも1983年に任天堂が販売した「ファミリーコンピューター(通称:ファミコン)」 は大ヒットしました。


ファミコンの登場により、家庭用ゲームが人々の娯楽の中心となっていきます。
この時期を境に、ゲーム業界は任天堂が中心となって大きな成長を遂げていきます。

90年代

業務用ゲーム市場はプリクラやカーレース、音楽ゲームなどジャンルの多様化が進んでおり、それによって全国各地に大型のゲームセンターが増えていくようになりました。


一方の家庭用ゲーム市場では、1989年に
携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」が登場し、90年代後半には、「ポケットモンスター」が大ヒットします。


また任天堂は、80年代に大ヒットしたファミコンをさらに進化させた「スーパーファミコン」を発売。90年代前半は任天堂の一強体制が続きます。


しかし、1994年にソニーコンピュータエンタテインメントから
「PlayStation(プレイステーション)」、セガ・エンタープライゼスから「セガサターン」という新ハードが発売されたことで、ゲーム業界の競争は激化していきます。


遅れること2年、1996年には任天堂より「NINTENDO64 (N64) 」が発売されます。この頃のゲーム業界は、
任天堂・ソニー・セガの3強による寡占状態が続いていました。

2000年代

90年代に続き、ソニーがプレステの後継機となる「PlayStation2」を発売します。これがソニーにとって大ヒットを記録し、家庭用ゲーム機のハードウエア事業では他の企業を大きくリードする形となりました。


また携帯用ゲーム機の分野では、「PlayStation Portable(通称:PSP)」が発売。若者を中心に「モンスターハンター」が大ヒットしたことで、携帯用ゲーム機でも人気ハードを生み出すことに成功します。


その一方で、他のゲームソフトメーカーは、赤字による撤退や倒産、再編を余儀なくされる企業が増えていきました。
ゲームのハード面が高性能化したことにより、開発費が高騰してしまったことが原因と考えられています。


しかし、その後は再び任天堂がゲーム業界で台頭し始めます。2004年に
携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS」を発売。このゲーム機でミリオンセラーを記録するタイトルが数多く生まれたため、ニンテンドーDSの販売台数は爆発的に伸びていきました。


さらに2006年には、家庭用ゲーム機「Wii」を発売し、全身を動かしてゲームを楽しめる新感覚のゲーム体験を生んだことにより、2つの新ハードをヒットさせることに成功しました。


このように2000年代は、ソニーからPSP、任天堂からDSが登場したことにより、初めて携帯用ゲーム機が家庭用ゲーム機の市場を上回ったのです。


またこの頃から携帯電話やスマートフォンが徐々に普及し始め、アプリゲームという新しいゲーム市場が誕生しました。

2010年代

2010年代に入ると、携帯電話やスマートフォンが人々の手に急激に普及していきます。その結果、ソーシャルゲーム市場は、現在に至るまで急速に拡大し続けています。ゲーム業界にGREEDeNAといった新勢力が誕生しました。


ソーシャルゲームは、携帯やスマホでアプリをダウンロードすることによって無料で遊べるのが特徴です。
しかし、課金要素によってゲームを有利に進めたり、欲しいアイテムやキャラクター欲しさに思わぬ額の大金を注ぎ込んでしまうゲームユーザーが多発したことで、深刻な社会問題にもなりました。

ゲーム業界におけるトレンド・話題

ゲーム業界におけるトレンドニュース

クラウドゲーム

今ゲーム業界の次なるトレンドとして、最も注目されているのは「クラウドゲーム」です。


クラウドゲームとは、ゲームをストリーミング方式で受信しプレイするゲームのこと。企業のサーバーからストリーミング配信されたゲームを自身の所有するパソコンやスマホ、ゲーム機などを通じて遊ぶことができます。


世界的な大企業であるグーグルがクラウドゲーム市場に参入してきたことにより、市場の成長が一気に加速しました。


現在は回線速度の遅延などが懸念されていますが、今後は次世代通信規格「5G」の普及が日本でも進むことが予測されています。大容量のデータ通信にも高速で対応出来るようになるため、クラウドゲーム市場の更なる需要拡大が期待されています。

参考:ゲーム研究所

eスポーツ

近年のゲーム業界で著しく成長しているのが「eスポーツ」です。名だたる世界の有名企業が次々と大会のスポンサーとなり、になり、大規模なeスポーツ大会が世界各地で開催されています。


また日本eスポーツ協会の発足を皮切りに、日本でも「プロゲーマー」という職業が確立されました。
選手のeスポーツ世界大会への出場を支援する活動が行われるなど、日本でも徐々に広がりを見せている市場です。


ゲーム業界では今後も技術革新に伴う新たな市場の誕生が見込まれます。新たなビジネスチャンスの創出と、ゲーム関連事業の更なる発展が期待できるでしょう。

参考:Newzoo

ゲーム業界における主要企業の解説

ゲーム業界の主要企業解説

任天堂

社名

任天堂株式会社

設立年月日

昭和22年11月

本社所在地

京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1

資本金

10,065,400,000円

従業員数

連結社員数 6,574名(2021年3月現在)

単独社員数 2,498名(2021年3月現在)

平均年収

971万円
(参照:yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

家庭用レジャー機器の製造・販売

注力している分野・強み

ハードウェア

任天堂は、現在に至るまで日本のゲーム業界を牽引してきたと言える企業です。


そんな任天堂の売り上げを支えているのは、ハードウェアです。
2017年にニンテンドースイッチを発売すると、豊富なゲームラインナップや携帯ゲーム機でありながらも家族などの複数人でも楽しめることが人気を博し、全国各地の販売店で品切れ状態が続く大ヒット商品となりました。


その点、今後の課題と考えられるのはクラウドゲームプラットフォーム市場の普及です。
グーグルが展開しているクラウドゲームプラットフォーム「studia」を筆頭に、各社でサービスの提供が始まっており、日本でも徐々に普及し始めています。


任天堂はハードウェアの売り上げと業績が強く連動している企業とあって、仮にクラウドゲームプラットフォームが人々の手に広く普及して、ハードウェア市場が完全に代替可能となってしまうことが懸念されています。


しかし、そうなった場合でもVRやARなどのゲーム専用機を必要とする市場で、他社と大きく差別化が図れるような商品を開発出来れば問題はないでしょう。

ソニー

社名

ソニーグループ株式会社

設立年月日

1946年5月7日

本社所在地

東京都港区港町1−7−1

資本金

880,200,000,000円

従業員数

連結社員数 109,700名

平均年収

1044万円
(参照:yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション

注力している分野・強み

サブスクリプションサービス(PS Plus)

ソニーは現在、日本のゲーム業界でトップに君臨している企業です。


近年はゲーム業界のみならず、音楽、金融などでもその名前を聞くことが増えてきました。
中には、ソニーがどんな会社なのか分からないという見方も出てきているほど、多方面に事業展開を進めて成長し続けています。


そんなソニーのゲーム事業において、安定した収益を支えているのはサブスクリプション型サービスの「PS Plus」です。
ソニーの場合、ハードウェアとなるプレイステーションを売って終わるのではなく、PS Plusの普及に成功し継続的な収入源を確保できていることが、最大の強みであると言えます。


多様な事業を展開し、どの分野でも一定の成功を収めていることから、移り変わりや競争が激しいゲーム業界だけに依存することなく、安定的な基盤を築いていける企業です。

GREE

社名

グリー株式会社

設立年月日

2004年12月7日

本社所在地

東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー

資本金

2,275,000,000円

従業員数

1,603名

平均年収

761万円
(参照:yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

・ゲーム事業

・メタバース事業

・メディア事業

・広告事業

・投資・インキュベーション事業

注力している分野・強み

モバイルゲーム・IPビジネス

現在、日本のゲーム市場における大半のシェアを占め、拡大し続けているソーシャルゲーム市場。この市場に先駆けて参入し、業界を牽引してきたのがGREEです。


現在もアプリゲームのセールスランキングで上位を占めるなど、順調に業績を伸ばしており、海外向けに4タイトルの展開を実現するなど、グローバル展開も順調に進んでいます。


また、今後の成長が大きく期待されているバーチャルYouTuberの市場でも100億円規模の投資をしており、今後も数百億円規模の投資をしていく方針です。


これまで培ってきたゲーム業界でのノウハウを持ち込み、いかにバーチャルYouTuberの市場で成功を収められるかが当面の課題と言えます。

DeNA

社名

株式会社ディー・エヌ・エー

設立年月日

1999年3月4日

本社所在地

東京都渋谷区渋谷2-21-1

資本金

10,397,000,000円

従業員数

2,100名

平均年収

821万円
(参照:yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

モバイル向けゲーム関連サービス

注力している分野・強み

ソーシャルゲーム

DeNAはソーシャルゲーム向けプラットフォームの「モバゲー」に始まり、様々なインターネット事業を展開している企業です。


事業内容としては、前述のGREEと似ている部分が多いですが、より幅広く事業展開を行なっており、積極的に新サービスを立ち上げていくのが特徴です。


ブラウザゲームからアプリゲームへ市場のトレンドが変化した時に、若干他社に遅れを取ったため、一時期は売り上げを落としていました。
しかし、現在はDeNAが持つ圧倒的なブランド力と、ブラウザゲーム市場で培ってきたノウハウを生かして、堅調にゲーム業界での地位を維持しています。

ガンホー

社名

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社

設立年月日

1998年7月1日

本社所在地

東京都千代田区丸の内1-11-1

資本金

5,338,000,000円

従業員数

1335名

平均年収

645万円
(参照:yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

・スマートフォンゲームの企画・開発・運営・配信

・コンソールゲームの企画・開発・販売

・PCオンラインゲームの企画・開発・運営・配信

注力している分野・強み

モバイルゲーム(パズドラが大ヒット)

ガンホーは、スマホゲーム市場で「パズドラ」を大ヒットさせたことにより、一躍ゲーム業界での躍進を遂げた企業です。


パズドラは、現在日本で指定されている8つのeスポーツタイトルのうちの一つになっています。
また、他の大手ゲーム企業がゲーム業界以外の事業との多角展開を進めている中、あくまでガンホーはゲーム業界の中での多角展開を広げていく戦略を取っている点が注目です。


今後はニンテンドースイッチやプレイステーション向けのゲームタイトルを、国内外の両方に向けた展開を進めていく方針のようです。
パズドラに続くメガヒットタイトルを当てられるかどうかが、今後の課題と言えます。

ゲーム業界における主要企業の採用動向

ゲーム業界主要企業における採用動向

任天堂

求めている人材
  • ユニークな発想と独創力を持っている人
  • 知識を知恵に変えられる柔軟な思考ができる人
  • 語学力のある人

任天堂の理念は「商品やサービスを通じて、世の中の人々を笑顔にすること」。このことから、他の人とは違った視点を持ち、自分の考えを他の人に伝える力を持った人材が採用される傾向にあります。


学生時代に何らかのの目標達成のために、周りの人とは違う視点で物事を考え実践した結果、成果に結びつけられたというような話が出来ると良いでしょう。
物事に対して「独創的」な視点を持ち、仕事に活かせるかが働く上でのポイントになります。

ソニー

求めている人材
  • 人がやらないことをやる人
  • 目標達成のために挑戦できる人
  • 独自の価値観を持っていてブレない人

ソニーは「ユーザーの皆様に感動をもたらし、人々の好奇心を刺激する会社であり続けること」を重視しています。そのため「好奇心」「独自性」「挑戦心」が採用のポイントと考えられます。


良い意味で常識に囚われず、組織の中でも自分の信じる価値観や独自性を発揮することが出来て、新しい挑戦にどんどん向かっていける人材であることをアピール出来ると良いでしょう。


数あるゲーム業界の企業の中で、「なぜソニーなのか?」ということも自分の言葉でしっかり伝えられるよう、他社との比較を行い企業研究をするのがおすすめです。

DeNA

求めている人材
  • 逃げずにやり抜く力のある人
  • グローバルな視点で持ち挑戦し続けられる人
  • データ分析をもとにロジックを組み立てて進められる人

DeNAは「Delight and impact the world〜世界に喜びと驚きを〜」を掲げている企業です。このことから、世界に向けて挑戦を続けるベンチャーマインドな社風の中、自分の裁量で成果を挙げられる人が求められていると言えます。


他のゲーム企業の採用カラーと比べると、ビジネスマインドを高く持てる向上心の強い人が向いているでしょう。
実力主義な企業のため、自身の能力や成果次第ではスピード感を持って大きなビジネスも任せてもらえるのが魅力です。

ゲーム業界の採用スケジュール

ゲーム業界主要企業における採用スケジュール

任天堂

<22年度卒の場合>

2021年2月1日〜3月30日 第一回エントリーシート締め切り

2021年2月2日〜3月31日 第一回WEB適性検査受験

2021年7月12日〜9月9日 第二回エントリーシート締め切り

2021年7月13日〜9月10日 第二回WEB適性検査受験

書類検査

試験、面接(複数回)

内々定

※最新のスケジュールは企業HPをご確認ください。

エントリーシートは第一回と第二回に分かれて、締め切りが設けられています。面接は30〜40分程かけて行われ、技術系を志望する人は、学生時代の研究内容などをプレゼンする場があります。


研究の内容だけでなくプレゼンスキルも問われるため、事前準備を入念に行なってしっかりと相手に伝えることを意識しましょう。

ソニー

<20年度卒の場合>

3月1日〜4月22日 エントリー期間

6月1日〜 選考期間

※最新のスケジュールは企業HPをご確認ください。

選考にエントリーするには、ソニーグループの会員制ページに登録する必要があります。また、ソニーの採用はコースが細分化されており、理系を対象にした技術コースが5つ、理系・文系どちらも対象となる事務コースが6つなっています。


コース併願は基本的に出来ないため、どのコースを受けるかじっくり選んだ上で、エントリーシートの作成に力を入れていきましょう。

ゲーム業界のインターン情報

ゲーム業界主要企業のインターン情報


ゲーム業界は、各社でそれぞれ注力しているゲーム領域が違います。
そのため、ゲーム業界のインターンでは会社ごとに実際にどのようなゲーム開発に携われるのか、どんな業務を実際に行なっているのかを体験して、ゲーム業界への理解を深めることができます。


ゲーム業界について詳しく知りたいという学生は、ぜひ各社のインターン情報を調べてみてください。

任天堂

任天堂では2021年にWEBアプリケーション開発を行う長期インターンを開催しています。


本社開発棟のある京都市で実施されており、3ヶ月以上の参加可能であることが条件です。
また、長期的な取り組みを通じて、実際に任天堂で働いているWEBエンジニアの仕事を体験する内容となっているので開発経験やスキルを持っていることが求められます。


過去にインターンシップを経験した学生の体験談によると、任天堂の開発業務に携わることで、「自身が学んできたものを仕事で活かせることが分かった」「任天堂という企業について理解が深まった」など、ゲーム業界で働くイメージが湧くような経験を積める内容となっているようです。

ソニー

ソニーでは「職場密着インターン」を年2回行なっています。


実際の職場に入り、2週間ソニーの社員と同じように働いてもらうという形式です。
職場のリアルな空気感を感じたり、社員からの本気のフィートバックを受けることができます。


ゲーム業界の最前線に立つソニーの技術力や開発現場を実感できるプログラムということ、例年100倍近い倍率のある人気のインターンシップとなっているようです。


選考では主に「論理的思考力があるか」「英語面接」などレベルの高い内容が実施されるため、事前の対策や準備が必須と言えるでしょう。
エントリー後は、書類選考やインタビューを経てからインターンシップが実施されます。

DeNA

DeNAではサマーインターンを行なっています。職種ごとに7つのプログラムに分かれており、期間は最短2日〜就業型で3ヶ月前後です。


今回は、2021年に行われるインターンシップで、特にゲーム業界との関連性が高いコースをピックアップしてご紹介します。

■ソフトウェアエンジニアリングコース【短期】
実際のDeNAで行われているレベル感で技術的課題に取り組む、高難度の短期インターンシップです。経験豊富なDeNA社員のエンジニア達がメンターとなるので、得られる学びを大きいです。

 

■ソフトウェアエンジニアリングコース【就業型】
こちらは、現場のDeNA社員達とともに、現在まだ開発段階にある事業の開発メンバーとして業務に携わることが出来るインターンシップです。

 

■ゲームエンジニアリングコース
ゲーム開発を進めていく上で起きる課題解決に取り組む実践的なインターンシップです。現場社員のゲーム作りに対する考え方や取り組む方を学ぶ機会となり、ゲーム開発の楽しさと難しさを体験できる内容となっています。

 

■スペシャリストコース
AIの事業活用は、DeNAの多様な事業展開を進めていく上で、既に欠かせないものとなっています。実際にAIデータを活用してどのように事業活用に活かしていくのかをインターン期間を通じて模索し、最終的にプレゼン発表まで結びつけるのが目標です。

業界研究のやり方

業界研究のやり方


業界研究においては大きく3つのステップで行っていくことで理解することができます。

業界研究の3STEP


(1)業界全体を知る
世の中にある様々な業界ではどのような企業がどのような役割を担っているのかを大きく把握することで業界の概要を理解することができます。代表的な企業名や職種についても調べて、自分が志す方向性を考えることがおすすめです。


(2)業界の深掘り
業界内のさらに詳しい現状や課題を調べます。業界内の各企業の違いや、企業相互の資本関係・提携関係、業界内での業績推移、業界全体の成長の見込みなどをリサーチして、志望企業を絞り込みましょう。


(3)業界の動向把握
業界の動向をさらに細かく調べていくことで、各企業の状況を知り、自己分析と照らし合わせて具体的な志望企業・職種をまとめていきましょう。

業界研究におすすめな方法

会社四季報をチェックする

1つめは会社四季報で志望する業界の情報を確認することです。全ての業界の業界動向を知ることができ、その業界のトップ企業や市場トレンドまで幅広く載っています。


Webでは情報が1つにまとまっていなかったり、サイトによって業界のまとめ方が違っていたりしますが、会社四季報は全てを網羅しています。


まだ、業界の絞り込みや理解が不足していると感じる場合は、会社四季報によく目を通してみると新しい発見や気付きがあるかもしれません。

 

転職サイトを見る

2つめは転職サイトを見ることです。転職サイトでは、その業界で今採用を行なっている企業を知ることが出来ます。また実際の仕事内容も具体的に掲載されていることが多いので、より業務を具体的にイメージすることができます。


登録するであれば基本は無料なので、業界研究の一環として取り入れてみることをおすすめします。これまで知らなかった優良企業や新しい発見が見つかるかもしれません。

ゲーム業界の業界研究

ゲーム業界の業界研究


企業ごとの扱っているコンテンツや、今どの分野に注力しているのかを研究することで、その企業の立ち位置を掴むことが出来ます。
ポイントとしては、以下の3つを抑えることが大切です。

  • 企業の商品を知る
  • 商品が提供される場所を知る
  • その企業の業界内での強みを知る

ゲーム業界は、非常に変化の激しい業界です。今のゲーム業界は、新しい市場開拓の変革期に入っており、さまざまな新コンテンツが登場しています。


国内だけに留まらず海外に向けて展開している企業も出てきているので、
ゲーム業界を志望する学生は、その企業の業界内での立ち位置や強みをしっかり研究して、希望にあった企業を選ぶようにしていきましょう。

ゲーム業界のES対策・攻略法

ゲーム業界のES対策


書類選考で、最大の難関とも言えるのがエントリーシートです。
基本的には、下記の3つが大きなテーマになります。

  • 志望動機
  • 自己PR
  • 学生時代に最も打ち込んだこと

志望動機

面接で必ずと言ってもいいほど聞かれるのが、志望動機です。志望動機では、「なぜこの会社でなければいけないのか」を伝える必要があります。そこで大切なのは、魅力に感じた部分にプラスして自分ごとを組み合わせることです。


あなたがその企業に魅力を感じた部分は、他の応募者もそう感じている可能性は高く、それだけを伝えても採用側からの印象は薄くなってしまいます。


そのため、自身の今までの経験や今後会社で仕事として取り組んでいきたいことで、その企業とあなたの繋がる部分を見つけて伝えられるようにすると、良い志望動機になるでしょう。

自己PR

就活において、企業の採用における決め手にも繋がるのが自己PRです。自己PRで就活生が企業にアピールすべきポイントは「自分を採用することによって企業にどんな利益があるか」です。


自己PRをどのようにすればいいか分からないという人は、以下の2つにポイントを絞るとまとめやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

自分がどんな強みを持っているか

まずは、箇条書きでもいいので、自分が得意なことや自信のあることを書き出してみましょう。なかなか出てこないという人も、学生時代に多くの時間を費やしてきたことがあれば、それはあなたにとって立派な強みと言えます。


思いつく限り書き出してみて、次は応募した企業とあなたの強みがマッチしているところを探します。

 

自分の強みがその企業のどんなところに活かされるか

自分の強みの中で「実績」「経験」にあたる部分をピックアップします。ここでは、実績の凄さはあまり気にしなくても大丈夫です。


企業は実績や経験をもとに、あなたがどのように考えて行動し、学びを得たのかを知りたいのです。そこで、より企業の社風や業務内容とマッチするように結びつけられると、良い自己PRが出来るでしょう。

学生時代に最も打ち込んだこと

こちらも自己PR同様、企業側は実績の凄さをアピールして欲しいわけではありません。あなたがどのようなことに真剣に打ち込める人なのかを知りたいのです。


ポイントとしては、以下3点をまとめて伝えられるようにするといいでしょう。

  • どうしてそのことに打ち込むようになったのか
  • それを行うことでどのような結果が出たのか
  • その経験を仕事にどう活かしていきたいか

伝え方のポイントとしては、実績のすごさをアピールするのではなく、頑張ったことに対してどのような工夫を行なったのか、もしくはそこで得た経験や学びをどう仕事に活かせるのかを話しましょう。

ES攻略のためポイント

書類選考を通過するための、エントリーシートの攻略法は「分かりやすく論理的」に文章を書くことです。そのために必要な文章の書き方をマスターしていきましょう。


分かりやすく論理的な文章の条件は以下の通りです。

  • 要点が簡潔であること
  • 前後の文章が繋がっている
  • 結論を先に書く

まず伝えたいことの結果と理由が分かっていれば、最低限必要な情報だけピックアップします。その上で伝えることの順番を整理して、結論を先に持ってくるようにすると相手に伝わるやすく論理的な文章であると言えるでしょう。

ゲーム業界の筆記試験対策・攻略法

ゲーム業界の筆記試験対策


ゲーム業界では他業種と比べると筆記試験の採用が非常に多く、対策は必須と言えます。
企業によって出されるテストの種類が異なるので、広く勉強する必要があります。


また、クリエイティブなスキルが問われるのもゲーム業界の大きな特徴なので、業務内容に応じた実践的な試験内容が出てくることも考えられます。

筆記テストの種類

■SPI
SPIは多くの企業で採用選考に利用されているため、就職活動を始めると一度は体験する就活生も多いでしょう。開発元はリクルートマネジメントソリューションズで、性格特性や基礎的な知識能力を検査するための試験です。


検査結果から、応募者の性格やどのような仕事が向いているかといった目安を図る目的で、企業の採用試験に活用されています。
日常的な考え方や、論理的思考力などを図るテストなので、SPI対策の参考書などを参考に勉強をしましょう。必要以上に対策を取らなくても問題はありません。

 

■玉手箱
玉手箱は、自宅受験型と言われるWEBテストとしては、トップシェアです。開発元は日本エス・エイチ・エルで、試験内容は能力テストと性格テストの二種類で構成されています。


企業ごとに問題の組み合わせが違ってくるため、傾向を把握して対策をしっかりしておかなければいけません。
また、問題数が非常に多いため一問あたりに掛けられる時間が短いのが大きな特徴です。

 

■GAB 
GABは、「総合適正診断テスト」のことで、主に新卒の総合職適正を図るための試験として、新卒採用を実施している企業で多く採用されています。開発元は玉手箱と同じ、日本エス・エイチ・エルですが、その検査結果からさまざまな能力や適正を判断することができるのが大きな特徴です。


GABは長文読解や図表の読み取りなどといった難問が多く、最も難しい適正試験とも言われているため、採用試験に入っていた場合、対策が必須のテストです。

 

■CAB
「コンピューター職適正診断テスト」のことで、SEやプログラマー志望の適正を図る試験として、ゲーム業界の企業でも多く採用されている試験です。


開発元は、上記の玉手箱やGABと同じ日本エス・エイチ・エルで、試験内容は「暗算・法則性・命令表・暗号」の4つで構成されています。


CABでは学生のSEやプログラマー職としての潜在能力を図ることを目的として取り入れられており、主に計算能力や問題に対する読解能力が必要とされています。


こちらもGAB同様、非常に難易度の高い試験とされているので、事前に参考書の問題で慣れておくなどの対策が必須と言えます。

 

■TG-WEB
近年、幅広い業界で試験での採用が増えてきているのが、TG-WEBです。こちらはヒューマネージという人材コンサルティング会社が開発したもので、試験内容としては知的能力と性格適正を診断します。


TG-WEB独自の問題が多く、何の対策もせずに試験に臨んでしまうと思わぬ結果を迎えてしまう確率が非常に高いので、事前に必ず対策をしましょう。

筆記試験の攻略法

試験内容については、企業や年ごとによって変わってくるケースが非常に多いので、自分が受ける企業ではどのような試験を実施されるのか、事前に必ずチェックしておきましょう。


筆記試験を突破するための攻略法として、有効な対策は以下の2つです。

  • 問題集一冊に集中して勉強する
  • 時間を意識して勉強に取り組む

試験の問題集は何冊も取り組むより、一冊を繰り返し取り組んで完璧に仕上げていくやり方がおすすめです。また、基本的にどの試験でも制限時間を定められていることが多いので、問題を解いていくスピードを上げることも大切です。


受ける企業の筆記試験の傾向が掴めたら、時間を意識して繰り返し問題集を勉強しておくことで、自信を持って試験に臨むことが出来るでしょう。

ゲーム業界の面接対策・攻略法

ゲーム業界の面接対策


選考が進むと、いよいよ企業の担当者との面接が始まります。
どんな質問が来るのか不安に感じられる人も多いかと思いますが、企業の採用担当者が面接で共通して聞いてくることは、以下の2つです。

  • 志望動機
  • 学生時代に力を入れていたこと

また、ゲーム業界特有の質問として、「弊社のゲームで遊んだことはありますか?」などゲームに関連した質問をしてくることも多いです。その他にも、企業や採用担当者ごとに様々な質問のパターンがあるので、どんな質問でも相手に分かりやすく伝えるための方法を解説していきます。

よく聞かれる質問

    • 志望動機
    • 学生時代に力を入れたこと
    • どういうゲームが好きですか?
    • 弊社のゲームを試したことはありますか?
    • 今後ゲーム業界はどうなっていくと思いますか?
    • 好きなゲームの一箇所を改善してください

    どういうゲームが好きですか?

    この質問は、その企業で作るゲームの特色と応募者の趣向がマッチしているかが見られています。「RPG」「アクション」などゲームのジャンルを答えるだけでなく、具体的なゲームタイトルを挙げ、そのゲームのどんなところが好きなのか、ポイントを明確にして説明出来るとよいでしょう。

    弊後ゲーム業界はどうなっていくと思いますか?

    この質問は、ただゲームが好きなだけでなく、冷静な視点で業界分析を行えているかが試されています。ここでは、正確な答えを求めているわけではありません。自分なりの仮説を持ち「〜だからこうなると思います。」と論理的な回答を示せるかがポイントです。

    好きなゲームの一箇所を改善してください

    この質問では、思い入れのあるゲームに対して、客観的な改善案を持って接することが出来るかを問われています。仕事としてゲームに携わるには、冷静にゲームの改善点を判断出来る視点が必要です。


    改善点を回答するだけでなく、「なぜ改善が必要なのか」「改善することでどうなるか」まで簡潔に伝えられると良いでしょう。

    面接の攻略法

    面接で相手に分かりやすく伝えるためのおすすめの方法は「PREP法」を使うことです。PREP法とは、相手に分かりやすく伝えるための型のことで、以下の流れで伝えることを指します。

    PREP法

     

    上記の流れに沿って答えることを意識すれば、相手に伝えたいことがうまく伝わるようになります。普段の会話から意識することで、面接でも自然と話せるようになるので、ぜひ試してみてください。


    さらに面接のポイントを付け加えるならば、話し方のテクニック以上に「自身の熱量」を伝えることも大切です。面接官は、同じような能力がある学生を比べるとき、エントリーシートなどの書面では伝わらないその人の熱量や人柄を見ます。


    あなたのゲーム制作に対する熱意や、その企業に入ってやりたいことを熱量を持って話せば、面接官にもきっと伝わるものがあるはずです。

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    監修者gen

    1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。