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【航空宇宙業界ES書き方ガイド】読まれるESのポイントを徹底解説!

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航空宇宙業界ES書き方アイキャッチ


「空や宇宙に携わる仕事がしたい」と憧れを持つ学生も多い航空宇宙業界


近年はロケットに関する技術開発が非常に進んでおり、民間人でも宇宙に行くことが現実的に可能なものとなってきています。

今後新たに参入する民間企業が増え、雇用の需要増加が見込まれることから航空宇宙業界を志望する学生も多くなってきています。


航空宇宙業界を目指したいと考えている学生の中には、ESで何を書けばいいのかわからない、質問へどのように回答していいのか分からないという人も多いのではないでしょうか?


この記事では、実際に航空宇宙関連の企業で出題されたESと、選考を突破するためにどのように回答していけばよいかを合わせてご紹介します。


航空宇宙業界の業界動向や面接対策なども詳しく知りたい方は、『【航空宇宙業界研究|2022年度最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説!』をチェックしてみてください。

航空宇宙業界のESで実際に出た設問

1パイロットを目指す理由と仕事を通して実現したいことを教えてください。300字以内(2021年 日本航空)

2現在、関心のある「技術」について自由に記述ください。(特定の技術でもその分野でも構いません。宇宙航空の関連技術である必要はありません。)400文字以下(2021年 JAXA)

3配属予約(マッチング)希望先の中で強く希望する分野があれば、理由とともにご記入ください。500文字以内※複数分野記入可(2021年 三菱重工業)

4あなたの強みを学生時代の経験に基づいてPRしてください。その際、あなた自身の取り組みや工夫、役割、最終的な成果がわかるようにお書きください。500字以内(2021年 IHI)

5あなたがこれまでの人生の中で最もチャレンジしたと思うエピソード、それに取り組んだ理由。400字以内(2021年 全日本空輸)

設問例1:実現したいこと

パイロットを目指す理由と仕事を通して実現したいことを教えてください。300字以内(2021年 日本航空)

この設問では「なぜパイロットを目指しているのか?」「その企業でなければいけない理由」が求められています。


書き方のポイントとしては、目指すきっかけとなったエピソードを盛り込んで主張に説得力を持たせることです。


パイロットという職業への理解度や、実際の業務に対するイメージに相違がないかも見られているため、パイロットの業務内容について事前に理解しておくことが大切なポイントです。

回答例

私は幼少期より飛行機に乗る機会が多く、自然とパイロットという存在に憧れを持つようになりました。パイロットを目指して業界研究を重ねていく中で、貴社が掲げる「JALのフィロソフィー」の一つである「一人ひとりがJAL」「燃える集団になる」という理念に強く共感を抱きました。

私は以前、悪天候の中飛行機に乗る機会がありました。飛行中も大きく揺れ、不安を感じていたとき機長のアナウンスが流れ、「安全性に支障はない」という一言を聞いて落ち着きを取り戻しました。この時にパイロットの存在の大きさを感じ、自分もその操縦席に立ち引っ張っていきたいと強く思い、パイロットになるべく努力を重ねてきました。

私はパイロットとしてJALを世界一安全で快適なエアラインにしていきたいです。そのためにはチーム一丸となってミッションにあたる意識を持つことが大切だと考えます。いかなる状況でもお客様へ最高のサービスを提供するという使命感を持ち、快適な空の旅を実現できるパイロットを目指していきます。

 

☝️ワンポイント

パイロットとして働く上で目標としていることや、自身の経験から活かせる強みを意識してアピールしていきましょう。

採用担当者から「入社後どのように活躍してくれるか」をイメージしてもらえるように伝えることが大切です。

設問例2:関心のある分野

現在、関心のある「技術」について自由に記述ください。(特定の技術でもその分野でも構いません。宇宙航空の関連技術である必要はありません。)400文字以下(2021年 JAXA)

この質問は応募者が「どんなことに興味をもつ人物なのか?」といった人間性の部分が見られています。


日ごろから周囲にアンテナを張って周りの情報に対して関心を持ち続けることは、航空宇宙業界で働いていく上で求められる能力です。


回答のポイントとしては、関心を持った技術に対して自分がどのように興味を持ったのかを論理的に述べることが大切です。

回答例

私はイメージセンサーのような、小型でかつ鮮明に対象を捉える技術に興味があります。大学のゼミで研究の一環としてCMOSカメラを取り扱っていました。カメラに採用されていたイメージセンサーは手のひらに収まるようなサイズでありながら、16等星級まで映るということに関心を持ったのがきっかけです。

調べていく中でより興味を持った点は2つあります。1つ目はユーザビリティ面で、性能面で高い状態を保ちつつ、センサーの小型化によってカメラの小型化も可能としている点です。2つ目はビジネス面で、従来のカメラ・モバイル事業だけでなく、車載や監視カメラ等にも活用され始めており、既存事業と新規事業双方で拡大が見込まれる市場である点です。

宇宙開発においては、より小型で感度が高いイメージセンサーを活用することで、カメラやそれを搭載する人工衛星の小型化に貢献し、まるで実物を見ているようなレベルで対象を捉え、多くの研究に貢献できると考えています。

 

☝️ワンポイント

採用担当者に見られているのは業界に関する技術の知識ではなく、どういったことに興味関心を持つのかといった人間性の部分です。

印象に残っている理由と、その技術に対して自身がどのような考えを持っているのかを明確に伝えられるかがポイントになります。

設問例3:配属先の希望

配属予約(マッチング)希望先の中で強く希望する分野があれば、理由とともにご記入ください。※複数分野記入可 500文字以内(2021年 三菱重工業)

この質問は、志望企業に対しての興味度理解力を問うものです。


企業の行っている事業や実際の業務内容に対して、志望する企業ならではの強みを自分なりに理解してから、質問に答えるのが大切です。


そのため、企業研究をしっかりと行って実際の業務内容を具体的にイメージした上で、なぜその配属先を希望するのかを整理していきましょう。

回答例

私は「航空・宇宙分野」を強く希望します。理由は2点です。

1点目は私の企業を選ぶ軸の一つが、「世の中に大きな影響を与え、社会貢献をすること」だからです。航空機やロケットは人の命を乗せて動きます。その安全確保のために、厳しい要求が求められていることは知っていましたが、貴社のインターンシップに参加して実際の現場を目にすると、高い要求を達成するために熟練の技術者の方々が多くの部分を手作業で行っていました。非常に緊張感の高い現場で、華々しいイメージの航空機が生み出されていることを知り、強く衝撃を受けました。私はこの技術者一人一人に大きな責任が伴っている点に航空機産業の重要性とやりがいを感じます。

2点目は若手であっても活躍の機会が多く存在する点です。2年目ですぐに仕事を任せていただけるということや、若手のうちから何人かのチームを率いて仕事を行える点、海外勤務の機会が多くあるということで自分の経験値を高められる環境に興味があります。自分が価値を生み出すためにも多くの経験をして、成長していける環境である点に惹かれました。これらのことから私は航空・宇宙分野を強く志望します。

 

☝️ワンポイント

この質問では事前に企業の事業内容を研究し、イメージを具体化して回答することが大切です。

希望の配属先を書くだけではなく業務への理解があることを示すのも選考のポイントになりますので、志望する企業の研究をしっかりと行っていきましょう。

設問例4:自己PR

あなたの強みを学生時代の経験に基づいてPRしてください。その際、あなた自身の取り組みや工夫、役割、最終的な成果がわかるようにお書きください。500字以内(2021年 IHI)

「あなたの強み」について聞かれる場面は就活を行っていく上で多くあります。

企業が聞いてくる質問の意図を理解して、評価されるポイントを押さえていきましょう。


この質問では多くの場合、入社後に活躍できる人材かどうかを知りたいと企業の採用担当者は考えています。


あなたが持つ強みを知ることによって「この学生は当社で活躍が期待できそうか?」「自社の業務内容にマッチしているか?」を見極める判断材料としています。


自分の強みを理解するには自己分析を徹底して行うことが大切です。

自身の強みを理解したうえで、その設問に合わせて回答をしていきましょう。

回答例

私の強みは困難な状況下においても冷静に判断し、解決策を提示していけることです。私が学生時代に務めたアルバイト先の居酒屋では、アルバイト未経験者が多かったため、接客がきちんと行えずにお客様からクレームをいただく機会が多くありました。

私はまず、接客の基本をしっかりと個々に教えていきましたが、老若男女様々なお客様が来店されるため、お客様一人一人に合った接客をしなければ満足度は上がらないという考えに至りました。そこで接客の理論だけをただ一方的に教えるのではなく、「もし自分がお客様だったらどうだろうか」などを考えさせ、接客に対する意識を変えていくことにしました。実際に接客を受ける体験を実施し、接客してくれた相手役の良い所と悪い所をその場でフィードバックし、皆で結果を共有していきました。

これを行った事により全従業員がお客様のことを常に考え、自主的に行動してくれる様になりました。お客様からは多くの嬉しい言葉をかけてもらえ、アンケートでの顧客満足度が高まり、結果として店舗売上を7%アップさせることができました。問題に対し冷静に分析し、解決策を考え対応していく力を貴社でも活かします。

 

☝️ワンポイント

まずは自分の強みがどういったものかを自身の経験から、洗い出すことから始めてみましょう。

また、数字などの具体的な実績を用いて伝えることで、より説得力のあるアピールとなるでしょう。

設問例5:チャレンジしたこと

あなたがこれまでの人生の中で最もチャレンジしたと思うエピソード、それに取り組んだ理由を教えてください。400字以内(2021年 全日本空輸)

採用担当者は学生時代に力を入れていたことや、その活動をした際のエピソードからあなたという人物を知ろうとしています。


その物事になぜ取り組んでいたのかという経緯や考えを整理して、あなたがどういった人物かを分かりやすく伝えていきましょう。

回答例

パン屋のアルバイト先で商品の作り方マニュアルを作成することに挑戦したことです。新店舗の立ち上げ当初は商品知識が不足した状態で他人に教えるため、商品のクオリティが人によってばらついてしまうことが課題でした。そこで提供する商品のクオリティを向上させるべく、数十種類の商品マニュアルの作成に挑戦しました。マニュアルを作ることで教え方が統一され、商品クオリティが向上することで客数が増加することを目標としました。

特に工夫した点は、一緒に研修したメンバーから教える順番が不安であるという声を参考に、教えることにチェック項目を設けて、教え漏れの防止を図りました。その結果、店舗全体では商品に関するクレームの数が1週間で平均1、2件あったのが、月で1、2件に減少しました。更にお客様から「美味しかった」「また来るね」という声を何度も頂き、リピート顧客が2倍に上昇しました。

 

☝️ワンポイント

「なぜそのことに取り組んだのか」「どのような目的意識を持って行動に取り組んだのか」をロジカルにわかりやすく説明しましょう。

また、結果としてどのような成果があがったのかを具体的に数値でアピールしていくことも大切です。

自己PRの書き方

自己PRイメージ

自己PRの本質

自己PRとは「自分の強みや長所を企業に伝える場」になります。

ただ単純に自分の強みや長所を伝えるのではなく、企業の求める素質を理解して自身の強みをどのように活かせるかを伝えることが重要となります。


評価の高い自己PRにするには、まず自分の強みや長所をきちんと理解することが大切になります。

また、自己PRを書く上で、企業がなぜ自己PRを聞くのか知っておくことが必要です。

企業が自己PRを聞く意図は2点あります。


1人柄を知る

企業は自己PRの内容から、企業に応募者の人柄を把握して企業と合った人材かどうか判断しています。

企業の社風にマッチした人材であれば活躍イメージが湧きやすく入社後の成長も期待できます。

逆に企業とのマッチ度が低い場合は早期退職の可能性があるため積極的な採用はされません。


2自己分析ができているか知る

自己PRは自分の強みや長所を伝える場なので、自分自身について理解していることが重要となります。

自己分析がしっかりしていればきちんと自分の強みを伝えることが出来ます。

しかし、自己分析ができていない場合は就職活動への真剣度は欠けると思われ、企業への志望度も低いものだと判断されます。

自己PRを書くためのポイント

求める人材に即した「強み」を決定する

企業へ自身の強みを伝える場合、企業のビジネスモデルを理解した上でどのような強みを求めているかを考え、自分の経験などに結び付けて伝えるようにします。


自己PRは大きく分けて3つに分類することができます。

  • 個人として努力し、成果を上げることができる
  • 関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行うことができる
  • 今までにない仕組みや企画を提案し、周囲と協力しながら実現できる


アピールしたい「強み」を論理的に述べる

上記でまとめた自身の強みをより企業に対してわかりやすく伝えるために、下記の流れにまとめるとスムーズです。

(1)強み:あなたの強みは?

(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは?

(3)強みを表す具体的エピソードは?

(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?

(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かすか?

引用:unistyle

※自己PRを書く際のポイント

・注意点 ・アピールする強みに再現性を持たせること
・学生時代に頑張ったことと混同しないこと
・書き出しと締めの部分を意識すること

航空宇宙業界はどんな人材を求めているのか

面接のイメージ画像


航空宇宙業界全般的に求める人材の特徴として下記が挙げられます。

  • 自ら提案し、行動する意欲のある人
  • 知的好奇心が旺盛な人
  • 根気強さのある人

自ら提案し、行動する意欲のある人材

宇宙ビジネスはまだまだ発展途上ですが、これからどんどん拡大していく業界であり、世の中に新たな価値を提供するチカラが不可欠です。


航空宇宙業界全体として、まだこれから先もチャレンジの連続ですので、アイデアの実現に必要な広い視野と提案力を持つ人材が求められます。

知的好奇心が旺盛な人

宇宙はまだまだ未知の領域であり、開拓の余地があります。

大きなフィールドにおいて自ら問題を探し出せる人、そこにおもしろさを見出せる人材が歓迎されます。

根気強さのある人

航空宇宙業界では根気強い人が向いています。

実験の準備で夜遅くまで仕事をすることがありますし、タフな現場でも集中力を持続して業務に当たれる体力が求められます。


また、挑戦を続ける中で失敗が続いたとしても、諦めずに結果が出るまで挑戦し続けられる精神面のタフさも大切です。

 

☝️ワンポイント

上記でご紹介した求められる人材は、あくまでも業界全体での話となります。

ご紹介した内容にすべて当てはまる必要はありません。

企業や職種によってはそれぞれ求めている人物像には違いがあるでしょう。


大切なことは他のどの企業でもなく、その企業で成し遂げたいことや、他の企業ではそれらが実現できない理由などを加えて採用担当者へアピールすることです。

その希望を志望する明確な理由をしっかりと伝えることで、より高評価を得ることができるでしょう。

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監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。