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【自動車業界|2022年最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説!

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自動車業界研究


自動車業界と聞くとトヨタホンダ日産などの企業をイメージする人が多いのではないでしょうか。

しかし、実際にはもっと多くの企業が自動車が出来上がるまでに関わっています。


これまで日本を成長させてきた業界である自動車業界。

環境に配慮した自動車が注目を集めていたり、テクノロジーが進化し続けていたりとまだまだ目が離せません。


業界や企業への理解を深めて就活に取り組んでいきましょう。

 

なお、自動車に関連した業界については以下の記事でそれぞれ詳しく紹介しています。

「自動車業界」全体への理解がより深まる内容となっているので、ぜひ一緒に読んでみてください!

自動車業界について

自動車業界とは

自動車業界とは

自動車業界は関連する部門が非常に多い業界です。

自動車が出来上がるまでには自動車の部品メーカー、さらに部品の「もと」になる素材メーカー、本体を組み立てる完成車メーカーなどが関わっています。


さらに部品や素材などを卸す卸売業者や、完成した自動車の販売を行う販売店、完成車や部品を運ぶベルトコンベヤーやロボットといったものを製造するメーカーも存在します。

ユーザーの手元に届いてからも、整備や修理、保険、ガソリンステーション、駐車場などのさまざまな領域で自動車が関係しています。


自動車関連の産業で就業する人口は、働く人の約8.2%に当たるのです。

ピラミッドのような自動車業界

自動車業界の構造

 

日本の自動車業界の構造は、自動車メーカーを頂点としたピラミッドに見立てられます。

「自動車メーカー」より下層にあるさまざまな「サプライヤー」によって自動車業界が成り立っているのです。


自動車メーカー

上位である自動車メーカーは「完成車メーカー」「OEM」などとも呼ばれ、代表的な日本の企業はトヨタ、ホンダ、日産、スズキ、三菱自動車、マツダなどです。

自動車メーカーは製品を開発したり、調達した部品を組み立て完成車を製造したりします。


部品メーカー

次にティア(Tier)1と呼ばれる層には自動車メーカーに最も近い一次サプライヤーの部品メーカーが属しています。

自動車メーカーに直接部品を供給するポジションです。


代表的な企業の1つがデンソーです。デンソーはトヨタグループですが、国内ではホンダ、SUBARU、スズキ、マツダ、日産など他の自動車メーカーとも取引しています。

なお自動車部品メーカーとしては世界No.2の売上規模となります。


同じくトヨタグループのアイシン精機(現:アイシン)でもトヨタ以外のさまざまな自動車メーカーも得意先となっており、スズキ、三菱、ホンダ、日産などが含まれています。


さらにティア1の部品メーカーが必要とするものを供給するサプライヤーが2次、3次と広がっており、ティア2、3となっています。


素材メーカー

部品メーカーが部品を製造する際に必要となる原料や素材を提供してくれます。

化学メーカーである三井化学、ガラス・セラミックの京セラ日本ガイシ、繊維メーカーの東レクラレなどが挙げられます。

自動車業界の市場規模

自動車業界の市場規模

生産台数

車種別生産台数と構成比

(出典:日本自動車工業会「日本の自動車工業2021」、グラフ作成:CareerMine)

 

自動車製造業は日本を支える大きな産業の1つです。例えば2019年、自動車製造業の輸出割合は2割近くとなっていました。

また日本で働く人の約8%が自動車関連産業で働いています。


そんな日本を支える自動車製造業ですが、2020年における四輪車(バスやトラック含む)の生産台数はおよそ807万台。前年より16.7%の減少でした。

新車販売台数も同様に減少しており、2020年は2019年よりも11.5%の減少が見られました。


また日本の自動車メーカーは欧州やアジア、北米・中南米など世界中で現地生産しています。

2020年に日本メーカーが海外生産した四輪車の台数は1,538万台となっており、生産された台数の割合がもっとも大きいのは北米でした。

保有台数

車種別保有台数と構成比

(出典:日本自動車工業会「日本の自動車工業2021」、グラフ作成:CareerMine)

 

2020年12月末時点での四輪車保有台数は前年よりもわずかに増加前年比0.1%となっています。

生産台数や販売台数が前年比10%以上減少しているものの、保有台数は増加という結果でした。


バスやトラック等も含む四輪車保有台数については2010年以降、全体的にほぼ横ばいで推移しており、100%台を維持しています。

四輪車の中でも、乗用車に注目すると、軽乗用車の保有率が高くなっていることが伺えます。


例えば2000年、2005年、2010年と5年単位で保有台数を見てみます。

2000年と2005年は、軽乗用車の保有台数が普通車よりも少なかったものの、2010年には普通車を逆転しています。


さらに2013年に軽乗用車の保有台数は2千万台を突破していますが、普通車は2020年時点でも2千万台には届いていません。

参考:「日本の自動車工業2021」日本自動車工業会

自動車業界の現状・動向

自動車業界の現状・動向


自動車業界で近年話題となっている「CASE」は、2016年に開催された「パリモーターショー2016」でダイムラーが中長期戦略として用いた言葉です。


CASEが自動車業界で技術革新の進む新しい領域となっており、業界内の企業は対応していかなければなりません。

これまでの業界の構造にも、大きな変化を与えると考えられているのです。


変化をもたらしているCASEについて解説します。

Connected

CASEの1つ目、Cは「Connected(コネクティッド)」です。


スマートフォンのようにクルマがインターネットに接続されていることを指します。

インターネットに接続することで、クルマに関する様々なデータが送受信されるようになります。


コネクティッドの例としては、スマホのアプリを通じて自分のクルマの位置を離れた場所から確認することができたり、スマホでドアの施錠をしたりできます。

また乗車する前に車内のエアコンを付けられるので、暑い夏や寒い冬でも快適にクルマを利用できます。


安心や安全に一役買っているコネクティッドの例もあります。

交通事故に遭ったり、運転できなくなったりといったトラブル発生時には位置情報が自動で送信され、緊急車両の手配などといったことも可能です。


コネクティッドの機能を持つ車はコネクティッドカーと呼ばれ、より快適、便利、安心・安全なカーライフを提供してくれるのです。

Autonomous

Aは「Autonomous(自動運転)」です。


国土交通省による自動運転のレベル分けではレベル1〜5に分けられており、現在の技術ではレベル4までが限界だそう。

レベル5になると、完全に運転手が不要となるレベルになります。


例えば車線や車間距離の維持、自動ブレーキなどは今のクルマでも見られるレベルとなっており、レベル1〜2とされています。


2021年3月に世界初のレベル3の市販車を発売したのがホンダです。

レベル3のシステムが作動している間は、手を離すことはもちろん、目を離していても大丈夫なので、テレビやDVDを見ることが可能になります。


またウインカーを操作すれば、車線変更も自動で行えるとのこと。

システムは追い越しが可能かどうかの判断もできるようです。

ただし渋滞時の高速道路という条件のもとでの自動運転システムであるため、手を離して眠るなどはできません。


アメリカのGoogleやAppleといったIT企業も自動運転の分野に参入しており、今後ますますの進化に注目です。

Shared & Services

Sが「Shared & Services(シェアリング)」です。

クルマを共有することを指しています。


これまでクルマは各自で購入し、所有するものであるという考え方が主流でした。

しかし価値観の変化とともにシェアされるものになりつつあります。


クルマを移動手段と捉える人が増えてきているようです。

特に普段クルマに乗る機会が少ない人にとっては、購入して維持費などを払うよりもシェアする方が安く抑えられるというメリットがあります。


日本では「カーシェアリング」サービスが広がっています。

カーシェアリングとは登録をした会員同士でクルマをシェアし、必要なタイミングでクルマを借りられるというシステムです。

現在カーシェアリングの車両台数や会員数は増加しています。


カーシェアリングサービスの大手はパーク24株式会社が提供する「タイムズカー」です。

タイムズカーの会員数は2015年に68.1万人でしたが、2020年には204.6万人にまで増加しています。

またカーシェア車両数も2015年から2倍以上に増えています。


クルマをシェアする方法として「ライドシェアリング」というものがあります。

海外ではアプリを介して、車の所有者と乗りたい人をマッチングさせるシェアが人気です。


例としてはアメリカのUberや中国のDiDiが該当します。

しかし日本では規制があるため、諸外国ほど普及してはいません。

Electric

CASEの最後の文字であるEは「Electric(電動化)」です。

電気自動車はEV(Electric Vehicle)と呼ばれています。


EVは電池に電気を充電し、その電気を使って走るクルマですが、現在まで主流のガソリン車は走る時にガソリンを燃料として走ります。

EVであれば走行時にガソリン車が排出する二酸化炭素を排出しません。

過剰な二酸化炭素が地球温暖化の原因になっているとされており、EVの普及は地球温暖化や大気汚染の解消に繋がると考えられています。


そのため世界的に地球温暖化の悪化を防ぐために脱炭素へと動いているのです。

一方で1回の充電で走ることができる距離がガソリン車よりも短かったり充電ステーションの数がまだ少ないなどのデメリットも挙げられます。


国内自動車メーカー最大手のトヨタは、2021年12月に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」で、2030年にEVの販売台数を350万台にすると発表し、大きな話題となりました。

また説明会では16台のバッテリーEVが披露されています。


今後のEVの普及とともに、自動車に使われる部品も大きくかわっていくため、部品メーカーも変化に対応していかなければなりません。

自動車業界におけるトレンド・話題

自動車業界におけるトレンドニュース

半導体不足

2020年、2021年と話題になったのが半導体不足です。

半導体不足によって自動車の生産台数は大きく減少しました。

2022年に入っても半導体不足は続いており、トヨタ自動車は3月に工場の一部を一時停止すると発表しました。


半導体はPC、スマホ、家電、ゲーム機などの日頃私たちが使用する電子製品に使われていますが、自動車においても機能制御に欠かせない存在です。

半導体不足になった要因はコロナ禍で半導体が使われた製品への需要が高まったことにあります。


例えばPCやスマホ、ゲーム機などに対する需要が、自宅で過ごす時間が増えたことや、リモートワークの広がりによって高まっています。

自動車への需要も高まっていましたが、他のIT製品への需要も高くなっていることで半導体が不足しているようです。


世界中でライフスタイルに変化が生じた結果であるといえるでしょう。

自動車業界よりもスマホなどで半導体が使われる市場の方が大きく、供給される優先順位も高いです。


そのため自動車業界の半導体不足はなかなか解消されないのが現状のようです。

参考:CNET Japan
AUTOCAR JAPAN
日本ポリマー株式会社
MOBY [モビー]

カーボンニュートラル

日本政府は2020年10月に、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、「2050年カーボンニュートラル宣言」を発表しました。


2015年にパリ協定で合意された目標を実現するために、現在120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」を掲げています。

「カーボンニュートラル」とは温室効果ガスが排出される量と、吸収される量について、どちらかに偏らない「ニュートラル」な状態を指しており、多くの国がこの状態を目指しています。


温室効果ガスにはさまざまなものがありますが、人間活動によって増加したものの大半は化石燃料由来の二酸化炭素だそうです。

世界の平均気温は上昇しており、地球温暖化が問題となっています。


このままの活動を続けていけば、人類や生き物にさまざま悪影響を与えることが危惧されており、各国はカーボンニュートラルを目指しているのです。

自動車業界もカーボンニュートラルを目指すにあたり、大きな役割を担っています。

「自動車・蓄電池産業」として国が設定する14の重要分野に含まれているのです。


例えば政府の資料によると、今後は2030年代半ばまでに、乗用車新車販売で電動車100%を目指す、この10年間では電気自動車の導入に力を入れるなどが挙げられます。

参考:気象庁
環境省
経産省

自動車業界における主要企業の解説

自動車業界の主要企業解説

トヨタ自動車

社名

トヨタ自動車株式会社(TOYOTA MOTOR CORPORATION)

設立

1937年(昭和12年) 8月28日

本社所在地

〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1番地

資本金

6,354億円(2021年3月末現在)

従業員数

71,373人(連結 366,283人)

(2021年3月末現在)

平均年収

858万円
(参照:
yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

自動車の生産・販売

トヨタ自動車は1937年に愛知県で設立し、創立85周年を迎える日本を代表する自動車メーカーです。


トヨタ経営の核となる「豊田網領」はトヨタグループの創始者豊田佐吉の考え方を、豊田利三郎豊田喜一郎が中心となって整理し、成文化したものです。


トヨタグループのグループ総販売台数は2020年度(4月〜3月)で9,920千台


トヨタには「アクア」「カローラ」「ヤリス」「プリウス」などの商品があります。

また「レクサス」もトヨタ自動車のブランドの一つです。

スズキ

社名

スズキ株式会社

設立

1920年3月(大正9年)

本社所在地

〒432-8611

静岡県浜松市南区高塚町300

資本金

138,262百万円(2021年3月末現在)

従業員数

68,739人(連結)

16,073人(単独)

平均年収

665万円
(参照:
yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

四輪車・二輪車・船外機・電動車いす等

スズキは1909年に静岡県で創業し、100年以上の歴史がある会社です。

1958年に制定された「S」マークがエンブレム。


「消費者(お客様)の立場になって価値ある製品を作ろう」が1962年に制定された社是の第一にあります。


スローガンは「小さなクルマ、大きな未来。」です。


売上のほとんどを占めている四輪車以外にも二輪車電動車いす船外機なども手がけているのがスズキです。

2020年度(4月〜3月)は四輪車の世界販売が2,571千台


「アルト」「ジムニー」「ハスラー」「ソリオ」などがスズキの商品の例です。

ホンダ

社名

本田技研工業株式会社

設立

1948年(昭和23年)9月

本社所在地

〒107-8556

東京都港区南青山2-1-1

資本金

860億円(2021年3月31日現在)

従業員数

連結211,374名

単独35,781名(2021年3月31日現在)

平均年収

798万円
(参照:
yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

二輪車、四輪車、パワープロダクツ

「ホンダ」として知られるのが本田技研工業です。1948年に静岡県で創立しており、2023年には創立75周年を迎える企業です。


創業者は本田宗一郎。当初は自転車用補助エンジンの製造から始まりました。

コミュニケーションネームを「Honda」としており、Hondaやホンダと表記されます。


「人間尊重」「三つの喜び」が基本理念です。


コーポレートスローガンの「The Power of Dreams」は社名のロゴと一緒に見られます。

二輪車、四輪車、パワープロダクツが主要製品ですが、二輪車の販売数が四輪車よりも多いメーカーです。


2020年の世界販売台数は四輪車が4,546千台ですが、二輪車はその3倍以上。

しかし日本国内で見ると四輪車の販売台数の方が多くなっています。


二輪車の販売は主にアジアで、世界販売の15,132千台のうち、13,319千台はアジアによるもの。

ダイハツ

社名

ダイハツ工業株式会社(DAIHATSU MOTOR CO., LTD.)

設立

明治40年(1907年)3月1日(創立)

本社所在地

〒563-0044 大阪府池田市ダイハツ町1番1号

資本金

284億円

従業員数

13,033名(男12,032名 女1,001名)

(2021年4月1日時点)

平均年収

651万円

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

※2016年度

事業内容

自動車の製造および販売

ダイハツは1907年に大阪で創業しており、110年以上の歴史を持つトヨタグループの会社です。


ダイハツはもともとエンジンメーカーでした。

1930年には大阪の「大」と発動機の「発」を合わせた名前が付けられた「ダイハツ号」という小型三輪車を発売し、自動車メーカーへと変わっていきます。


グループスローガンは「Light you up」です。

ダイハツは軽自動車に強みを持っており、2020年度の軽自動車販売シェアの31.3%を占めているとのこと。

またシェアランキングでは2020年度までの15年間連続1位となっています。


「タント」「ロッキー」「タフト」「ムーヴ」などがダイハツの商品です。

日産

社名

日産自動車株式会社 (Nissan Motor Co., Ltd.)

設立

1933年12月26日

本社所在地

〒220-8686 横浜市西区高島1-1-1

資本金

6,058億13百万円

従業員数

23,548人(単独)

136,794人(連結)

平均年収

796万円
(参照:
yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

自動車の製造、販売および関連事業

コーポレートパーパスは「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける。」、DNAは「他のやらぬことを、やる」です。


2020年度のグローバル販売台数は4,052千台

海外販売比率は88%となっています。


「ノート」「セレナ」「マーチ」「デイズ」「アリア」「リーフ」などが日産の商品です。

「ノート」と「ノート オーラ」は2021年度の上半期の国内登録者販売で電動車No.1を獲得しました。


さらに長期ビジョンの中では約2兆円を投資し、車両の電動化と技術革新を進めていくとしています。

自動車業界における主要企業の採用動向

自動車業界主要企業の採用動向

トヨタ自動車

求める要素
  • 他者とのために力を発揮して信頼を得ると同時に、常に謙虚な姿勢で、失敗も学びに変える人間力
  • 周りの人たちと手を取り合い、挑み、実現する情熱

上記の2つの要素は新卒採用ページのトヨタからのメッセージ内で、「新たな仲間に求めるもの」として記載されている内容です。

メッセージにある人間力や情熱を持っている学生であるとアピールしましょう。


伝え方は人それぞれですが、協調性や、コミュニケーション力周囲との関わり方チームや組織で何かを達成した経験巻き込む力信頼を得るために自分が心がけていることなどを棚卸してみてはいかがでしょうか。


加えて「トヨタウェイ2020」も確認しておくこともおすすめです。

トヨタウェイでは、働く社員が行動する際に求められる10個の行動指針がまとめられています。


自分の日頃心がけていることとマッチしている部分や、共感した内容があれば、伝えてみるのも良いのではないでしょうか。

スズキ

求める人物像
  • 新しい時代・変化する社会に向かって、豊かな感性でグローバルに活躍できる人財
  • 「価値ある製品」の実現のため、最大限に能力を発揮し、プロフェッショナルとして成果を収めていくことができる方

創造することは、人びとの暮らしに役立ち、心を満たす「価値」を作り出すこととしています。


また会社のモットーは「価値ある製品を」、スズキの志は「お客様、そして社会の役に立ちたい」というものです。


社員の声の中にも「製品に愛情を持っている人が多い」というものもありました。


スズキが考える「価値」にこだわりを持っていると考えられるので、スズキが製造している製品について調べ、自分なりに感じたことや考えたことをまとめてみると良いです。

スズキが考える「価値ある製品」がどういったものなのか、自分なりに言語化しておきましょう。


入社後のビジョンや志望動機が伝わりやすくなるのではないでしょうか。


また海外で働きたい意志がある人は、理由などと一緒に積極的にアピールすることをおすすめします。

ホンダ

求める人物像
  • チャレンジ精神のある人
  • 困難を乗り越える力を持っている人
  • 自発的、能動的に動ける人

ホンダの採用情報ページで目に止まるのは「どうなるかじゃない、どうするかだ。」という言葉です。


採用メッセージ内でも強調して書かれているなどするので、上記のメッセージを自分なりの言葉で表現できるよう一度考えてみると良いでしょう。

またやりたい仕事や叶えたいこと、自分の想い、熱意などを伝えてくれる学生を求めていると考えられます。


例えば、運営方針の一つに「常に夢と若さを保つこと。」というものがあります。

恥ずかしがらずに自分の言葉で伝えられるように準備しておきましょう。


他にも学生時代に自分が思い切って挑戦したことや、今挑戦しているエピソードも、ホンダにマッチする要素になり得ると考えられます。

自動車業界の採用スケジュール

自動車業界主要企業の採用スケジュール

トヨタ自動車

〜事務職・技術職〜

エントリー/3月(第1クール)
一次選考(ES、適性検査、希望コース・本部登録)/3月
二次選考
最終選考

〜業務職〜

エントリー/3月
一次選考(ES、適性検査、希望本部登録)/〜5月
最終面接(個人面接)/6月

技術職の第1クールの募集は締め切られていますが、第2クールについて決まり次第案内されるようです。

また学校推薦については見直されており、22卒の採用からは自由応募での採用になっています。


「マッチング面談」というものがあり、会社から案内された人が応募可能な選考前に行なわれる面談です。

トヨタの各コースと学生のマッチングを確認する面談とのこと。


仮にマッチング不成立の場合でも、面談をしていないコースであれば再応募が可能です。

スズキ

〜技術職(自由応募)〜

Webエントリー
一次選考/ES
二次選考/Webテスト
最終選考/面接

〜営業職・事務職〜

Webエントリー
ES提出
一次選考/書類、Webテスト
二次選考/面接
三次選考/面接

上記の他に一般事務職があり、一次選考の後に最終選考となっています。

また技術職では学校推薦もありますが、その場合は選考ステップなども異なります。


選考でのグループ面接は実施されず、個別で行われるようなので、自分の魅力をしっかりと伝えられるよう準備して臨みましょう。

ホンダ

〜事務系の場合〜

Member Siteへ会員登録
会社説明会
アプリケーションシートの提出、適性検査/3〜5月
書類選考/5〜6月
面接(複数回)/6月〜
内々定

応募時に職種(初期配属)が決定する職種別採用コースと、入社後に決定するポテンシャル採用コースの2種類が用意されています。

アプリケーションシート提出のタイミングで、コースを選択できます。


またグループディスカッション(GD)が実施されるようなので、一度もGD行なったことがない人や、不安がある人はGDがプログラム内容に含まれているインターンシップに参加してみるというのもおすすめです。


また技術系を希望する人は学校推薦での応募もできるので、求人票の有無や推薦取得方法について、学校側に確認してみてください。

自動車業界のインターン情報

自動車業界主要企業のインターン情報

トヨタ自動車

2021年度は「技術系」「事務系」「デザイン」でインターンシップが開催されていたようです。


技術系ではオンライン開催のプログラムのものもあれば、日程によって対面形式で行われるものもありました。

また事務系はオンラインでの開催でした。


商品企画から原価企画、調達、技術、生産管理、営業の6部門について仕事の疑似体験ができる内容となっています。


デザインインターンシップはオンラインでのデザイン作業に加えて、本社での最終発表会(社会状況によってはオンライン開催)の形式だったようです。

■技術系セミナー

One Professionals~クルマ作り体感ワークショップ~
Hunt the Future ~ソフトウェア開発体感ワークショップ~
Customer Success Workshop ~世界中のお客様を笑顔に~
新エネルギーが切り開く モビリティの可能性

■事務系セミナー

自動車業界の仕事体感ワークショップ Global Impact

■デザインインターンシップ

Spring Internship 2022 for designer

スズキ

2022年4月時点では「事務・営業コース」「技術コース」でのインターンシップが募集されています。


「スズキの価値に触れる1dayワークショップ」が事務・営業コースのプログラムとなっており、オンラインで開催されるようです。


スズキの強みについて知ることができたり、事務職・営業職の特徴を理解できる内容となっています。

スズキという会社に興味がある人や、事務職・営業職について知りたい人におすすめです。


なおこのインターンシップはESを提出して選考に合格した人が参加できるようになっています。

■その他のインターンシップ

・スズキのものづくりを体験できる夏季1weekインターンシップ
・スズキのものづくりに触れる夏季1day仕事体験

上記が技術職コースのインターンシップとして募集されているようです。

両方とも開催時期は2022年の8月〜9月。応募は6月頃に開始されます。

ホンダ

2021年度は「事務系」「技術職系」のインターンシップが開催されていました。


今回は現在募集されている、技術系のインターンシップ「Honda TECHNOLOGY SESSION」をご紹介します。

コース事業領域は複数あるようで、7つに分かれています。


例えば昨年実施された「四輪研究開発」の例としては、インフォテイメントシステム開発の実体験というものがありました。

選択肢が豊富なので、興味のあるものに参加してみましょう。


詳細は2022年6月頃に確定するようです。

■概要

開催場所:オンライン
開催時期:2022年8月、9月
実施日数:2days、3days
受入人数:50人以上/各回

■選考ステップ

ES
Web面談

日産車体(株)

日産車体は日産グループの会社で、開発から生産までを担っている完成車メーカーです。


日産車体では「技術職」と「ビジネス職」の2つの職種でのインターンシップが確認できました。

今回は技術職の内容をご紹介します。


両インターンシップとも実施日数は2日間で、開催時期は2022年8月、9月となっています。


技術職プログラムでは「開発部門」の仕事として、実際の車やCADを使用した設計体験ができるようです。

「生産部門」での体験内容は工場の設備改善提案となっています。


他にもエンジニアによる仕事紹介工場の見学グループディスカッション
会社紹介質疑応答なども実施される予定です。

参加にあたって選考は行われず、抽選となるとのこと。

業界研究のやり方

業界研究のやり方


業界研究においては大きく3つのステップで行っていくことで理解を深めることができます。

業界研究の3STEP

 

(1)業界全体を知る
世の中にある様々な業界ではどのような企業がどのような役割を担っているのかを大きく把握することで業界の概要を理解することができます。

代表的な企業名や職種についても調べて、自分が志す方向性を考えることがおすすめです。


(2)業界の深掘り
業界内のさらに詳しい現状や課題を調べます。

業界内の各企業の違いや、企業相互の資本関係・提携関係、業界内での業績推移、業界全体の成長の見込みなどをリサーチして、志望企業を絞り込みましょう。


(3)業界の動向把握
業界の動向をさらに細かく調べていくことで、各企業の状況を知り、自己分析と照らし合わせて具体的な志望企業・職種をまとめていきましょう。

自動車業界の業界研究

自動車業界の業界研究

(1)業界全体を知る

自動車業界はかねてより日本の経済に大きな影響を与え、日本を支えてきました。

2020年の自動車関連の輸出額は12.8兆円となっており、輸出総額の2割近くを担っています。


そんな自動車業界に関わる企業は「トヨタ」「ホンダ」「日産」などの自動車メーカーだけではありません。


3万点使われているという自動車の部品メーカー、部品の「もと」となる素材メーカー、部品などを卸す卸売業者、完成車の販売を行う販売店等、ほかにも数多くの企業が関わっています。

(2)業界の深掘り

自動車業界と聞いてイメージされる企業はいわゆる、自動車メーカー完成車メーカーと呼ばれています。

トヨタ、スズキ、ホンダ、マツダ、ダイハツ、SUBARU、三菱自動車などです。


現在3万点と言われている自動車部品を製造するメーカーもたくさん存在しています。


例としては、スイッチに強みを持つ東海理化、ベアリング(軸受)で国内シェアNo.1の日本精工、シート大手のテイ・エステック等です。

大手自動車部品メーカーはトヨタ系や日産系、ホンダ系といったように、自動車メーカーと系列関係にあります。


近年自動車業界で話題となっているのが「CASE」と呼ばれる領域です。

それぞれ英単語の頭文字から成っており、「C:コネクティッド」「A:自動化」「S:シェアリング」「E:電動化」となっています。


各自動車メーカーはCASEに対応する自動車の開発に力を入れているのです。

CASEの普及とともに、自動車業界の構造にも変化が生じると考えられています。

(3)業界の動向把握

日本政府は2020年10月に「2050年カーボンニュートラル宣言」を発表しています。

2015年のパリ協定に基づいてなされた宣言ですが、今後の自動車業界にも影響を与えます。


例えば2035年までに乗用車新車販売で電動車を100%を実現する、この10年間では電気自動車の導入に力を入れるなどとされています。


また自動運転レベル3の市場化に向けて、国交省が法の一部を改正し、2020年より施行されています。

現在自動運転レベルはレベル5まで分けられているので、今後の自動運転技術の発展にも注目です。

自動車業界のES対策・攻略法

自動車業界のES対策


ESを書く場合は設問に対する結論を先に持ってくるのがおすすめです。

読み手の第一印象として、読みやすくなります。


ESを記入する際の字数は、多かったり少なかったりと企業によって異なりますが、いずれであっても自分の伝えたいポイントは必ず入れるように意識して作成しましょう。


また似ている経験をしていたとしても、自分自身で過去の経験を振り返り、自分の言葉でESを作成することで、
オリジナリティーを出すことができます。


他にもリクルーターの人や先輩、OB訪問をした時にESの添削をお願いしたという声もありました。

機会があれば周囲の人にも協力してもらうのがおすすめです。

ESを書くときのポイント

深掘りされても困らない志望動機にする

自動車業界は市場規模も大きく、日本を牽引してきた業界の1つでもあるので、学生からの人気も高い業界です。

応募する人が多いと第一関門のESでふるい落とされる可能性も高くなります。


そして面接でも「なぜ当社なのか」「なぜ自動車業界なのか」といった部分がより重要になります。

ESの内容で面接に進めるかどうかが決まり、面接でも志望動機は重視されるので、しっかりと準備をしておきましょう。


本や企業のHP以外にも様々な媒体で情報を得ることができます。それらを活用して企業や製品、職種などへの理解を深めるのがおすすめです。

知識を深めた上で実現したいことや、思いを伝えられるようにまとめます。


人気業界ということもあり、他の学生も入念に準備しているので、何を聞かれても自信を持って答えられる志望動機になるよう対策しましょう。


自分の考えや思いを明確にする

人気業界で志望する人も多く、話せる内容も似通ってしまいがちです。ですが記入するエピソードに付随する感想や考えを明確にしておくことで、オリジナリティのある内容となるよう心がけましょう。


志望したきっかけとなったエピソードに対して感じたこと、エピソードによって変化が起きた価値観、入社後にやりたいことや実現したいこと等、自分の思いが伝わるように深掘りしてから記入するのがおすすめです。


感情熱意が伝わると、志望度合いに説得力が増すでしょう。


同業他社との違いを知って感じたことや、実際にインターンシップや面談、OB訪問などで感じたことなども、個性になるのではないでしょうか。

自動車業界の筆記試験対策・攻略法

自動車業界の筆記試験


自動車業界の筆記テストはSPIの他に、玉手箱形式のWEBテストが実施されることが多いようです。


対策としてはSPIの参考書や、WEBテスト対策用の参考書を用いたり、他社の選考でWEBテストに慣れておいたりといったことを行なっていたとのこと。


一部の学生からは英語力を重視されていると聞いたので、英語の対策を重点的に行なったという声や、高校レベルの数学・物理を軽く見返してから選考を受けたという声もありました。


実際に受けたことのある先輩に聞いてみたり、就活サイトで志望企業の筆記試験に関する情報をチェックしておくと焦らずに選考に臨めるでしょう。

自動車業界の面接対策・攻略法

自動車業界の面接対策


自動車業界の面接で実際に聞かれた質問と回答のポイントを紹介していきます。

  • 製品についての質問
  • 海外への興味
  • 志望動機
  • 学生時代に力を入れたこと
  • 自己PR

学生時代に力を入れたこと

学生時代に力を入れたことは志望動機と同じくらい、よく聞かれる質問です。

人気の高い自動車業界では、質問1つ1つに対して的確に自分の言葉で答えられる力が特に重要と言えます。


学生時代に力を入れて取り組んだことから、自分の価値観や志望企業とマッチしているポイントを伝えられるように意識することをおすすめします。


企業が求めている人物像や、会社で働く社員の雰囲気、行動指針、経営理念などから読み取ったことと自分の経験を重ねてみることで、マッチしている点を伝えやすくなるでしょう。


自動車メーカーの中でも夢や思いを重視している企業、海外への展開に注力している企業、製品に強いこだわりを持っている企業など様々です。


企業研究を通して自分が感じた企業のポイントとマッチした学生時代の取り組みについて深掘りしておきましょう。

海外への興味

自動車メーカーは海外販売比率が高かったり、海外に積極的に展開していたりすることが多いです。


そのため海外への出張や駐在に抵抗がないか海外に興味を持っているかグローバルな環境に身を置いた経験についてなどを聞かれることがあります。


興味がある人は積極的にアピールするようにしましょう。

留学した経験から学んだことや感じたことはもちろん、アルバイト先や大学内の環境で得たことからも、海外への興味やグローバルで活躍できる力をアピールできるのではないでしょうか。


また英語力英語学習に関するエピソードも、海外で働くうえでプラスの材料になると考えられます。

学生時代に取り組んでいたことや、自分の考え方を伝える手段としておすすめです。

クルマに関する話

自社製品へのイメージや作りたい製品、好きな車種、なぜクルマが好きなのかといった質問がされることがあるようです。


まず自社製品のイメージや作りたい製品について明確に答えられるように、志望企業の製品について調べておくようにしましょう

近くの販売店に足を運んで実際に見てみると、感じたことを伝えられるのでおすすめです。


また好きな車種がある人が好きなクルマについて話せるように、好きなポイント惹かれた点などをまとめておきます。

車種などに詳しくない場合でも、クルマに興味を持ったきっかけや、クルマに関して話せる話題を用意しておきましょう。


例えばレースやイベントに足を運んでいる、クルマを取り扱っているYouTube動画を見ているなどがありますが、クルマに興味があることが伝えられると良いです。

あまり関心がなかった人でも、志望企業の製品について詳しく調べておくとクルマに関連した質問をされた時にスムーズに回答できるのではないでしょうか。

 

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監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。