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【本田技研工業|面接攻略ガイド】採用傾向から実際に聞かれた質問まで徹底解説!

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最終更新日:

面接攻略ガイド

「HONDA」ブランドで知られている本田技研工業は、トヨタ自動車、日産自動車に並び、日本を代表する国内の自動車メーカーとして知られています。

 

バイクなどの二輪車においては世界首位の実力を持つほど、事業規模が大きな企業です。ホンダは自動車のみならずロボットや航空機など常にイノベーションを起こしながら、新しい製品を生み出し続けています。

 

また、「自分のために働け」というホンダ創業者の本田宗一郎の言葉にもあるように、自分のやりたいことや夢を常に問われる会社でもあります。

 

そのため採用面接を通過するためには、しっかりと自分の思いを根拠立てて伝えられるようにするだけではなく、「なぜホンダなのか?」というような強いこだわりや熱意を持って面接に望む必要があります。

 

他社との差別化や企業研究を行い、ホンダの強みや特徴など即座に答えられるよう対策をしておきましょう。

 

事前準備として選考ステップの流れから、どのような人材を求めているのか、面接の質問や傾向と対策を解説していきます。

 

自動車業界やバイク業界の「業界研究」や「ESの書き方」などは、下記記事を参考にしてください。

本田技研工業の面接の傾向

面接の傾向

書類選考と適性検査のあと、一次面接と二次面接が行われ、グループディスカッションを通過したのち、最終面接となります。合計で3回の面接があります。

 

書類選考

適性検査

一次面接

二次面接

GD(グループディスカッション)

最終面接

 

一次面接は、比較的和やかな雰囲気で行われます。

志望理由、大学で行っている研究内容、入社後にやりたいこと、自分の強みや特技、海外での勤務の可否などといった、人事採用担当者によるよく聞かれる一般的な質問内容が多い傾向が見られます。

 

二次面接では、一次面接で聞かれた内容をさらに掘り下げた質問を多く聞かれる傾向にあります。具体的な回答ができるように事前準備を行いましょう。

 

基本的には、ESに沿った内容をもとに面接が進められていくため、伝えたいことをしっかりと記入しておき、面接で根拠立てて回答できるように対策をしておく必要があります。

 

最終面接では、ありのままをぶつけて自分を知ってもらうことを強く意識しましょう。自分の夢をしっかりと面接官に伝えることができるかどうかが内定をもらう上で重要になります。

 

さらには、ストレスに対する抵抗力なども問われます。「かなり緊張感のある雰囲気だった」という口コミも多く見られるほど、圧迫感をもたせたり、回答した内容に多少でも矛盾点があった場合、面接官に「なぜ」と深く追求される傾向が強く見られます。

 

面接の傾向をあらかじめ認識しておけば、どのような質問に対しても「落ち着いて、論理立てて、端的に」回答できるようになります。

 

場の雰囲気に飲まれないよう徹底した対策を行い、面接練習を何度も繰り返し行なってきましょう。

 

☝️ポイント

面接に自信を持つためには、予め面接で頻繁に聞かれる質問回答例を調べ、自分なりの回答を準備しておくことです。万全な体制で落ち着いて面接に備えましょう。

本田技研工業の求めている人材

求めている人材

本田技研の求めている人材
  • 常識などの既成概念にとらわれない柔軟なアイデアを生み出せる人
  • 信念を持って主体的に行動し粘り強く「挑戦」できる人
  • お互いを尊重しながら喜びを共有できる人

本田技研工業は創業以来、「Hondaフィロソフィー」を企業行動の基本としています。その中には「Hondaで働く一人ひとりが主体者として実践すべきもの」であると書かれています。

主体者であるためには、自らの責任を持って、積極的に行動し、率先して物事に取り組む姿勢が重要です。

 

ホンダでは相手を尊重し、しっかり意見を聞きながら自分の意見を主張できる【ワイガヤ】という言葉が根付いています。

「ワイガヤ」とは「ワイワイガヤガヤ」からきているHONDAならではの用語で、課題やテーマを共有しながら、自由にざっくばらんに話し合い、深いところにある答えを探り出していくというというミーティング手法のことです。

 

ワイガヤの中から新しい価値や解決策が生まれ、意思が通じ合えば良好なコミュニケーションがとれるようになります。

それによって、部署の壁を超えた協力者が増えていき、ひいては会社全体の新たな考え方や新技術の発見になるようなことを会社は期待してます。

 

☝️ポイント

社内では価値観や意見が異なるパートナーと出会うこともあります。
その中で固定概念にとらわれず新しい価値観や感性にも理解を示しながら、柔軟に受け入れられる人材が求められてきます

本田技研工業の面接の攻略法

面接攻略法

Hondaは、1948年の創業以来、「人や社会の役に立ちたい」「人々の生活の可能性を拡げたい」という想いを原点に、自らの持つ技術・アイディア・デザインで人の役に立つ、より良い社会の創造をめざし、さまざまな価値の提供に取り組み続けてきました。

その取り組みの根底にあるのは、Hondaの基本理念である「人間尊重」の考えです。常に人を中心に考え、そして人の可能性を信じる。それがHondaという会社です。だからこそ、何かにチャレンジしようとしている人、自分を、世の中を変えたいと思っている人、そんな「意志を持って動き出そうとしている世界中すべての人」を支えるパワーとなることができる。私たちHondaはそんな存在でありたいと思っています。

引用:Honda社長メッセージ

 

本田技研工業のHondaフィロソフィーと呼ばれる企業理念の中でも、「基本理念」「運営方針」をしっかり理解した上で自己分析を行いましょう。

 

また面接を攻略するには本田技研工業について深く知る必要があります。そこから本田技研工業が求める人材や何をアピールすべきかが見えてくるはずです。

 

今回は面接の上で特に大切なポイントを3点ご紹介します。

企業研究を行った上で共感する部分を導きだす

本田技研工業の「基本理念」「人間尊重」(自立・平等・信頼)と「三つの喜び」(買う喜び、売る喜び、創る喜び)の2つから成り、「運営方針」5つの要素で構成されています。

 

基本理念から導き出せる3つのポイントは下記です。

この3つのポイントに該当する人材を求めていると考えられます。

  • 主体性をもって行動し結果に責任を持つこと
  • お互いを尊重し認め合うこと
  • お互いを信頼し合って喜びを共有すること

 

さらに運営方針として以下の5つがあります。

  • 常に夢と若さを保つこと。
  • 理論とアイディアと時間を尊重すること。
  • 仕事を愛しコミュニケーションを大切にすること。
  • 調和のとれた仕事の流れをつくり上げること。
  • 不断の研究と努力を忘れないこと。

面接ではこれらの基本理念に沿ったアピールをする必要があります。

 

例えば、これまでの経歴の中から、最善の問題解決を導き出すために行なった経験や、あきらめずにチームで取り組み成功に導いたエピソードなどを話せるとよいでしょう。

 

夢を実現するために努力を重ねてきた経験などは、「運営方針」の中の「不断の研究と努力を忘れないこと」のアピールにもなります。

さらに、コミュニケーションを大切にしてきた部分も加えると、運営方針」にも共感できる人材であることをアピールすることができます。

 

また、「強いオーナーシップ」や「チャレンジ精神」を持って取り組んだ経験などを伝えられると、会社が求めている人材に合致していると印象づけることができます。そのような経験がないか、今一度振り返ってみましょう。

「なぜホンダなのか」には他社研究が大切

ホンダの面接でよく聞かれるひとつに「なぜホンダなのか」という質問があります。

面接官がこの質問を通して知りたいことは、「この人は何をやりたいのか」「経歴が当社でどう活かされるか」といった視点に加え、「当社のことを理解しているか」という側面も合わせて見ています。

 

業界や職種の理解だけではなく、本田技研工業という企業についてしっかり理解する必要があります。そのためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れずにリサーチしておきましょう。

 

具体的には、以下のような同業企業についてもよく調べておくことをおすすめします。

  • トヨタ自動車株式会社
  • 日産自動車株式会社
  • ヤマハ発動機株式会社

志望度の高さをアピールする

本田技研工業の選考の特徴としては、志望度の高さをアピールするのがポイントです。

志望度の高さをアピールするためには、以下の2つを意識すると良いでしょう。

  • 明るいコミュニケーション
  • ホンダに対する熱い思い

 

内定者の話によると、トヨタや日産に比べて「熱血で体育会系な雰囲気」があるようです。

熱い気持ちを持ってロマンを求める社風があることから、面接で自信をもってハキハキと回答し、明るい印象を与えることを意識しておきましょう。

 

トヨタや日産に併願する学生も多いため「ホンダである理由」を明確にし、高い入社意欲を示す必要があります。

ESの段階から志望度の高さを伝え、選考の回答に一貫性を持たせるようにしておきましょう。

本田技研工業で実際に聞かれた質問

実際に聞かれた質問
  • 学生時代頑張ったことを教えてください。
  • ホンダと同業他社の違いを答えてください。
  • 自己PRをお願いします。
  • ホンダに共感する部分を教えてください。
  • 学生時代にチームで物事に取り組んだことはあるか
  • あなたの夢はなんですか?
  • 人と意見が合わない時どうした?
  • 入社後のキャリアプランはどんなものですか。
  • 仕事を通してどんな事を実現したいですか。

学生時代にチームで物事に取り組んだことはあるか

<回答例>

私は大学で10人体制でグループ研究を行っていました。その中で私は「まとめ役」となり、期間内に効率的に作業を進めることを目標に取り組みました。

研究チームにはリーダーが存在せず、アイデア出しから役割分担までチーム一丸となって作業を進めていていたのですが、個人の進捗度合いを把握している人がいないことに不安を感じていました。そこで私は自らまとめ役を買って出て、個人が得意分野で注力できるように役割を決め、スケジュールを確認しながら進めていく方法を提案しました。

 

定期的にミーティングを行い、個人の進捗を確認、全体の動きを共有しながら、改善を重ねた結果、高いモチベーションを保ったまま、計画当初よりも良い研究結果を出すことができました。

チームで効率を高めるためには、個人の強みを理解し適切な役割を与えることであることに気付かされました。御社でもこの経験を活かし、フォロワーシップを発揮しチームを支える人材になります。(403文字)

 

会社は組織で成り立っており、ほとんどがチームで業務が行われます。目標達成に向けて自分の役割に責任を持って行動ができるのかが問われます。

 

また、集団行動の中でどのように協力したのかや、意見のやりとり、意見が食い違った場合の対処法など、困難な状況をどうやって乗り越えたのかを面接官は知りたいと思っています。

 

ポイントはただ指示された仕事をこなすのではなく、自分で考え、チーム全体としてどのようなアイデアを持って工夫し、どんな学びを得たのかを説明できるといいでしょう。

学生時代頑張ったことを教えてください。

<回答例>

学習塾でのアルバイトです。もともとは数学が苦手な弟に勉強を教えていたのですが、人に教えることにやりがいを感じ塾講師のアルバイトを始めました。受験生である中学3年生を担当し、志望校に合格させることを目標に指導に力を入れていました。

しかし、消極的な生徒も多く、授業でわからないところを把握するのはとても困難でした。

そこで私は生徒たちと個別面談を行い、苦手意識の改善や学習スケジュールの見直しを行い、一緒になって問題を早期に解決できるよう努力をしてきました。

その結果、消極的だった生徒から積極的に質問を受けるようになり、信頼関係を築いたことで、、生徒たちの成績も伸び、担当生徒15名全員を志望校へ合格させることができました。

課題を解決するために、相手を尊重しながらも自分の意見をしっかりと伝え、最後まであきらめず努力する姿勢を御社でも大切にしていきます。(374文字)

 

特別に目立つ印象を与えるエピソードでなくても構いません。地味なエピソードであったとしても、プロセスがあって経験から身につけられた能力があれば高い評価が得られるでしょう。

 

面接官は力を入れて取り組んだことを、仕事にどうやって活かすのかを知りたいと考えています。

 

しかし、具体的な行動を起こすための考えをきちんと説明できないと面接官に伝わらなくなってしまいます。つまり結果よりも努力した過程をしっかりと伝えましょう。

 

困難な状況でどのように考え、何が大変だったのか、失敗をどう乗り越えて来たのかなどのプロセスをまとめておきましょう。

ホンダに共感する部分を教えてください。

<回答例>

私は御社での企業理念において、「夢」を大切にし努力を忘れない姿勢に共感しました。

私自身も努力を惜しまず、夢を求めてチャレンジする姿勢が大事であり、チャレンジの先に必ず結果が待ち受けていると考えているからです。

私は「グローバルな仕事に就きたい」と考えており、学生時代に海外留学に挑戦しました。言語の違いだけではなく、文化の違いや価値観、考え方に困惑し、投げ出したくなることもたくさんありました。しかし、諦めずにコミニュケーションを図りたいと語学の勉強に励みながら、自分から歩み寄る努力を積極的に続けました。

その結果、日本の文化や自分の考えを伝えることができるようになり、お互いに良好な人間関係を作れたことが大きな自信になりました。

この経験を活かし御社でも、夢を実現するために努力を惜しまず何事にもチャレンジしていきたいと考えています。(366文字)

 

企業理念については、十分な下調べを行った上で、自分なりに共感したことを答えられるようにしておく必要もあります。

企業の知りたい事とは、企業理念にあなたがマッチしているかどうかを確かめていると考えられます。

 

ホンダのどのような部分に共感したのかを、自分の経験からなるエピソードを交えながら具体的に説明できるようにしておくと、より説得力のあるアピールになります。

 

インターンやOB訪問を経験するのもおすすめです。エピソードに加えることで、より入社したい熱意をアピールすることもできるので好印象につながります。

面接前にチェックすべきこと

面接前にチェックすべきこと

本田技研工業の新卒情報

募集職種

一括採用

※入社後、所定の研修期間を経て、適性を判断のうえ、各部署に配属

募集人数

301名~

採用フロー

ホームページよりエントリー

→会社説明会(Webにて実施)

→エントリーシート提出

→適正検査(Webテスト)

→1次面接

→2次面接

→グループディスカッション

→最終面接

Webテスト

Web監視型SPI

言語、非言語35分

面接

個人面接/集団面接

どちらもあるため、早い段階での準備が必要。

本田技研工業の事業内容

  • 二輪事業
  • 四輪事業
  • パワープロダクツ

引用:ホンダ事業・活動

 

本田技研工業の昨年度(2021年4月1日〜2022年3月31日)の決算を見ると、売上高は14兆5,526億円で前年度比10.5%増、営業利益は8,712億円、前年度比32.0%増益。当期利益は、前年度に対して496億円増益7,070億円となりました。

 

半導体の供給不足に加え、新型コロナウィルスが猛威を奮った影響による苦しい状況の中、会社全体の収益改善努力によって2020年度からの増収増益は保たれています。

 

しかし、4輪車販売では2021年度から10.4%減407万4,000台となり、主要市場である中国では前年比85.0%と下回ってしまいました。その原因の背景には、半導体の供給不足や上海市のロックダウンによる影響があります。

 

日本では新型「ステップワゴン」、米国では新型「HR-V」「CR-V」などを販売。さらには、中国におけるホンダ初のBEV(電気自動車)である「e:NS1」を4月に発売し、続いて5月から「e:NP1」の予約受付開始によって販売台数増を目指していく方針です。

参考:Honda公式サイト
Car Watch

本田技研工業の社風

「こうなればいいのに」と願うだけでは、決して世界は変わらない。
なりゆきりに身を任せていないか。
現実に立ち向かっているか。
自分が信じた道を貫き通しているか。
みちのりは険しく、正直、きつい。
けれど、自ら抱いた道を実現するのは、
他の誰かじゃなく自分でありたい。

私たちは知っている。
その熱意こそが世界を変える原動力となると言うことを。

どうなるかじゃない、
どうするかだ。

引用:Honda The Power of Dreams

 

ホンダのスローガンとしてあげられているキーワードには「夢への実現」と「熱意」を大切にしている社風であることが考えられています。

 

またホンダにはもうひとつ、職位や年齢にとらわれない、「ワイガヤ文化」というものがあります。「誰もが自由に、相手の意見を聴きながら、自分の意見もしっかり主張できる」、この習慣が根付いて問題に対して深く掘り下げて議論する。

 

そういった公平な立場での意見を大切にしているからこそ、成長を続けられているのだと言えるでしょう。

 

国内営業
梅田佳那さん

まずは自分で考え、提案する。年齢や経験にかかわらず、自分の意見が求められる。それが現在の職場の文化です。ただ、その一方で新人をしっかりと支えてくれる風土もあり、先輩方は相談するたびに自身が持つ技術や知見を惜しみなく教えてくれます。

引用:社員インタビュー

人事
小島健人さん

担当する業務については大きな裁量が与えられ、1年目から自分の意思で仕事ができる環境です。私も配属されてから総務課内で新人扱いされた経験はありません。上司からも常に「自分からやりたいことをアピールして仕事を創りなさい」と言われていて、こうした風土もHondaらしさじゃないかと思います。

引用:社員インタビュー

知的財産
水野佳菜子さん

Hondaには、社員の挑戦心に応えてくれる環境があります。私自身、AIに興味があるという意思を伝えたことがきっかけで現在の部署に異動させてもらいましたし、自分たちがやりたいことに対して上司は常に「とりあえずチャレンジしてみるか」と後押ししてくれます。

引用:社員インタビュー

コネクテッド
石川友紀也さん

開発課には、Hondaの電装領域でキャリアを積んできた方だけでなく、家電やIT業界でソフトウェアの技術を磨いてきた方も所属しています。多種多様な知見がぶつかり合う。そんな風土があることは開発課の大きな特徴だと思います。

引用:社員インタビュー

四輪完成車開発
比留間有蘭さん

Hondaにはキャリアに関係なく、意見をぶつけ合える雰囲気があります。むしろ、上司からは「まずは自分で考えて自分で決断してから来い」と言われるほど。よいものをつくるために、部署や立場も越えて議論する日々を過ごしています。

引用:社員インタビュー

二輪ものづくり
橋本将太さん

二輪車のエンジン開発の現場には、脈々と受け継がれるHondaの風土が残っています。何か問題が起これば、関係者が集まって熱く議論し、泥臭く、がむしゃらに取り組んでいく。そこには若手もベテランも関係ない。そして終わってみればどんな問題も結果的に乗り越えていて、それはHondaの強さだと思いますね。

引用:社員インタビュー

 

社員インタビューから、社員一人ひとりが仕事に対して強いオーナーシップや、自分で問題意識とチャレンジ精神を持って、さまざまな課題に対して積極的に挑戦している姿がうかがえます。

ホンダは、社員の熱意とやる気に依存するものが大きく、夢と根性がある人にとってはぴったりな職場環境と言えるでしょう。

 

またホンダで働くイメージをもちたい。社風を知りたいという方は、ホンダ公式サイトの社員インタビューを確認するのがおすすめです。ここでは様々なポジションで働く社員の生のメッセージが書かれています。

仕事の醍醐味、入社後に最も成長を感じた経験、職場の雰囲気、Hondaを選んだ理由、そして、学生に向けたメッセージまで実際にホンダで働いている先輩の経験に基づいた熱いメッセージを知ることができます。

本田技研工業の過去実績

採用倍率

2021年の新卒採用者数は402名でした。

マイナビ求人サイトによると、毎年300〜500人程の学生に内定を出していますが、求人へのエントリー数は約5万人近くになると予想されており、非常に高い人気であると考えられています。

 

正確なデータは公表されていないものの、例年のエントリー数と採用実績から計算すると、採用倍率は約100倍近い倍率となっています。

 

自動車・輸送用機器関連での業種別ランキングでは、1位はトヨタ自動車、2位が日産自動車、3位がホンダとなっています。

 

前年度の採用大学

早稲田大、東工大、日本大、大阪大、同志社大、東京理科大、東北大、法政大、慶応義塾大、北海道大、名古屋大、京都大、九州工業大、芝浦工大、立命館大、中央大、東京電気大、明治大、横浜国立大、上智大 など

旧帝大や、難関国公立からの採用が多く、中でも理系の大学からの採用も目立ちます。また日本大や芝浦工大などの中堅大学からの採用も多く散見されており、各大学から幅広く採用されている印象です。

 

これらの採用大学からもわかるとおり、学歴による影響はさほど重要視することはないと考えられます。

ホンダに入社したいという熱意をしっかりアピールし、徹底した対策をすれば採用されるチャンスがあるといえるでしょう。

ホンダの面接では自分の考えをしっかり面接で伝えよう

徹底した面接対策をしよう

ホンダの面接では、「自分の夢や明確な目標」をしっかり伝えられるコミュニケーション能力の高さが評価される傾向にあります。

 

ホンダの面接では必ず聞かれる「志望動機」「なぜホンダを選んだか」などの質問のみに対応するだけではなく、臨機応変に回答できるよう事前準備をしておく必要があります。

 

一貫性を持たせた回答ができるように、深い自己分析と、企業研究など幅広く業界に関する情報もチェックして対策しておきましょう。

監修者画像

監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。