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【日本航空】新卒で就職するためには?採用フローや選考対策を徹底解説!

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最終更新日:

 

日本航空株式会社は東京都に本社を置く旅行業界・航空業界に属する企業です。

この記事では新卒採用を目指している就活生に向けて、日本航空の選考を進める際に参考となる「企業情報」や「採用フロー」、「選考対策」についてご紹介します。

ESや面接に向けた対策法もポイントとしてご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

日本航空の企業概要

まず初めに、日本航空の基本概要をしっかりと抑えておきましょう。

項目

詳細

会社名

日本航空株式会社

設立年月日

1953年

所在地

東京都品川区東品川2丁目4番11号

代表取締役社長

代表取締役社長執行役員  赤坂 祐二

資本金

2732.0億円

業種

空運業

事業内容

1. 定期航空運送事業及び不定期航空運送事業
2. 航空機使用事業
3. その他附帯する又は関連する一切の事業

日本航空の平均年収はいくら?

日本航空の初任給

※ 参考:マイナビ2024

日本航空の初任給を見ていきます。

日本航空の初任給は、業務企画職(地上職 事務系/数理・IT系/技術系)・運航乗務員訓練生(自社養成パイロット)・客室乗務職(業務企画職(地上職 技術系)大卒)で22.8万円です。

厚生労働省によると、大卒初任給の平均は20.1万円のため、日本航空の初任給は比較的高いといえるでしょう。

日本航空の平均年収

※ 日本航空株式会社が発表している有価証券報告書を元に集計しています。

 

日本航空の過去7年間の平均年収推移を見てみましょう。

2022年の日本航空の平均年収は702万円でした。

空運業の平均年収は597万円なので、 日本航空の平均年収は比較的高いといえるでしょう。

また、日本航空の平均年収は直近1年間で24万円上昇し、5年前と比較すると164万円減少しています。

日本航空のボーナス額

 

日本航空は年2回ボーナスが支給されます。

国税庁の民間給与実態統計調査によると、平均給与に占める賞与額の割合は約16%でした。

この数値と日本航空の平均年収から、日本航空の平均ボーナス額は113万円程度であると推測できます。

 

日本航空の平均年収について、年代別年収や業界内ランキングなどさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ確認してみてください。

日本航空に新卒で入社するための対策は?

日本航空の選考の流れ

日本航空はどのような新卒採用選考を行っているのでしょうか。日本航空の選考の流れは以下の通りです。

日本航空の選考対策を解説!

◆ES対策

ESは就職活動の最初の関門です。ここを突破できなければ、次のステップに進むことはできません。

まずはESのポイントを押さえ、その企業に見合った内容をしっかりと落とし込んでいきましょう。通過率の上がるESを書くコツは、「結論から組み立てて書くこと」です。

 

下記手順で内容をまとめます。

1. 結論を書く
2. 結論に至った理由
3. 理由を裏付ける具体例
4. 結論を繰り返す

 

結論から書き始めることで、どんなテーマについて述べるのかが一目で伝わり、かつ論理的に組み立てられた文章は読み手が理解しやすい構成となります。

特に具体例は、自身の体験や経験に基づく内容を挙げることで、自分らしさが伝わる魅力的なESとなります。結論と結びつくよう軸の通った内容を意識して書きましょう。

 

またESでは「簡潔」「短いセンテンス」の文章が好まれます。

具体例などを説明する際には、どうしても文章が長くなりがちです。文字数にもよりますが、3行を超える長い文は避けるのがおすすめです。

 

 

ESで特に重要視される「志望動機」を書く際には、その企業や業界の特徴について十分理解することが大切です。

日本航空の企業研究や旅行業界・航空業界の業界研究をしっかりと行った上で、その企業を志望する理由を言語化していきましょう。

 

 

◆面接対策

面接は基本ESの内容をもとに行われることが多く、面接官との対話によって深堀し、自分の人柄や能力を売り込む場です。

面接の種類や回数などは企業によって左右されますが、面接対策として行うべきことは大きく3つになります。

1. 回答を事前に準備する
2. 面接をイメージして設問を書き出す、口に出して回答する
3. 模擬面接を繰り返す


前述した通り、面接で聞かれることの入り口はESに記載した内容になります。

特に「志望動機」「自己PR」「ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)」「長所・短所」など、定番で聞かれることの回答は予め準備しておきましょう。

 

またそれに関することで追加質問されるとしたら、面接官はどんなことを聞いてくるでしょうか?

実際の面接をイメージし、面接官がどんなことを質問してくるかを想像してみましょう。

①面接官聞かれそうな質問を考える(紙に書き出す)

②紙に書き出した質問に対する回答を考える

③面接で聞かれたと想定して、口に出して実際に答える


これを何度も繰り返すことで、様々な質問に回答するパターンが想定できると共に、回答力も身についていきます。

 

ここまで準備ができたら、あとは模擬面接を繰り返し、本番の緊張感などに慣れていきましょう。

面接練習は、第三者の目にどのように映っているかを確認することが大切です。面接を行ったあとは、フィードバックやアドバイスをもらい、次に活かしていくことも忘れずに行いましょう。

 

 

面接では、その企業について深く理解していないと答えられない質問を受けることもあります。そのためにも、企業研究を事前にしっかりして臨みましょう。

 

また、旅行業界・航空業界の業界研究や選考対策に関する情報は、こちらの記事で解説しているので、ぜひチェックしてみてください!

日本航空は働きやすい会社?

日本航空の離職率

厚生労働省が発表している女性の活躍推進企業データベースオープンデータを元に集計しています。

 

日本航空の10年以内離職率は、男性が32.7%、女性が31.7%となりました。

運輸業、郵便業の10年以内の平均離職率は、男性が38.4%女性が49.9%であることから、男女ともに業界平均よりも離職する社員が少ない傾向にあります。

日本航空の平均勤続年数

※ 日本航空株式会社が発表している有価証券報告書を元に集計しています。

 

日本航空の平均勤続年数は15.5年となりました。

空運業の平均勤続年数は9.7年であることから、業界平均よりも比較的長く働き続ける、定着率の高い職場といえるでしょう。

日本航空の有給休暇の取得日数

厚生労働省が発表している女性の活躍推進企業データベースオープンデータを元に集計しています。

 

日本航空従業員の有給休暇の取得日数は、年間14.4日でした。

運輸業、郵便業で働く従業員の有給休暇の取得日数は、年間10.9日のため、業界内では比較的有給休暇が取得しやすい企業といえます。

日本航空の平均残業時間

厚生労働省が発表している女性の活躍推進企業データベースオープンデータを元に集計しています。

 

日本航空の従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり3.8時間でした。

運輸業、郵便業で働く従業員の平均残業時間は23.5時間のため、業界内では比較的残業時間が短いといえます。

日本航空が長時間労働是正のために取り組んでいること

日本航空は、以下の取り組みによって、長時間労働を是正するために取り組んできます。

客観的データとしてのパソコンのログデータを活用した労働時間管理を実施しているほか、「勤務実績報告会」で全部門・全社員の時間外労働時間、年休取得等のデータを見える化し、各部門長による課題の深堀と改善策を全部門で共有し、優れた取組を迅速に他部門に展開できる素地を作っています。
【これまでの取り組み】働き方の見直しを全社横断的に推進するため、2014年12月に「ワークスタイル変革推進室」を新設。同室が中心となり、約5,000名を対象に働き方を考えるきっかけをつくる「スタートアップワークショップ」や必要なスキルを身に付ける「スキルアップワークショップ」を3回開催。
 更に2017年6月に既存の「ワークスタイル変革推進室」と「ダイバーシティ推進室」を人財戦略部の下にグループとして集約し、ダイバーシティとワークスタイル変革を一体となって促進する体制を整備。ダイバーシティが重要な経営戦略であることを明確に位置付けています。
2017年度から総実労働時間1850時間の目標を掲げ、有給休暇20日(100%)と月平均残業時間4時間の達成に向けて取り組んでおり、時間外労働を実施する場合には所属長への事前申請を徹底しています。(総実労働時間は2016年度末実績 1,930時間、2017年度末実績 1,888時間、2018年度末実績 1,874時間、2019年度末実績 1,862時間、2020年度末実績 1878時間)

出典:厚生労働省発表 – 女性の活躍推進企業データベースオープンデータ(2021年10月25日時点)

まとめ

今回は日本航空の新卒採用についての情報を紹介しました。

選考を進める上で、企業情報や企業が求める人物像を把握することは非常に大切なポイントとなります。

内定を得るためには、企業がどんな人物を求めているのかをしっかりと理解し、そこに合わせて自身をアピールしていく必要があります。得た情報を基にESや面接に活かしていきましょう。

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監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。