【コナミ|面接攻略ガイド】採用傾向から実際に聞かれた質問まで徹底解説!
公開日:
最終更新日:
コナミは、ゲーム関連の企業と思っている人も多いかもしれませんが、実はゲームでの売り上げはさほど多くなく、業界でのシェアも全体の3%に留まっています。
展開している事業は幅広く、実際にはスポーツとエンタテイメントの2本の柱で成長を遂げてきた会社です。
専門職でない限り、アミューズメント部門やスポーツ部門に配属される可能性もあるため、任天堂やスクウェア・エニックス・ホールディングスといったゲーム業界を志望するつもりでエントリーしてしまうと、期待していた仕事と異なってしまう可能性があるので注意が必要です。
本記事では「コナミの面接対策」として、コナミの業務内容なども詳しく解説しています。企業研究に役立てぜひ採用を勝ち取って下さい。
ゲーム業界の「業界研究」や「ESの書き方」などは、下記記事を参考にしてください。
コナミの面接の傾向
コナミグループは、コナミグループ株式会社、株式会社コナミデジタルエンタテインメント、株式会社コナミアミューズメント、Konami Gaming, Inc.、コナミスポーツ株式会社、コナミビジネスエキスパート株式会社で成り立っている企業です。
採用に関しては一括で、希望職種ごとに行われます。
採用までの流れとしては職種によって違いがあります。総合職の場合には以下のような流れになります。
専門職の場合は上記とは異なります。
例えば、プランナーを希望した場合には、WEBテストと面接の間に、新しいゲームの企画書や既存ゲームの改善プランを提出する独自選考が実施されています。
また説明会は必須ではなく、選考には出席の有無は影響しないようですが、複雑な業務内容などを考えると、企業研究のためにも出席しておくのをおすすめします。
また、WEBテストは玉手箱方式のものだという情報があります。WEBテストについても過去実施していた内容を確認しておきましょう。
面接の雰囲気は和やかでありながらも緊張がほぐれるほどのカジュアルさはなく、淡々としたスピード感のある面接のようです。
結論を先に述べることを意識し、言いたいことを端的に相手に伝えられるようにしておきましょう。
コナミの求めている人材
- 品位をもって社会のルールを守り、行動できる人
-
様々な価値観や世の中の変化に柔軟に対応できる人
- 失敗することをおそれずに大胆に挑戦できる人
コナミは、企業理念として、「『価値ある時間』の創造と提供を通して、常に期待される企業集団を目指す」ことを掲げています。
そうした理念を実現するために、4つのCの価値基準を役職員に求めています。
- カスタマー・イン(Customer-Oriented) お客様を第一に考えて、行動しよう。
- チャレンジ(Our Challenge) 失敗を恐れずに、大胆に挑戦しよう。
- チェンジ(Response to Change) 時代の変化を感じよう。
- コンプライアンス(Compliance)品位と自覚を持って行動しよう。
時代の流れを感じ取る敏感な感覚の持ち主であり、チャレンジ精神に満ちた人は、常に新しいことが求められるゲームを含めたエンタテインメントの世界に向いているでしょう。
そして社会人の一人として、ルールを守り会社人としてお客様に貢献する姿勢が求められています。
面接において自分をアピールするときには、求める人材に沿うエピソードを用意します。例えば、困難な状況に臆せず行動し成果をあげたことや、新しいチャレンジを主体性を持ってやり遂げたことなどがおすすめです。
コナミの面接攻略法
面接の攻略法としては以下の2点がポイントとなります。
- 企業の事業展開を理解する
- 他社との違いを明確にしておく
コナミは、エンタテインメントとスポーツの領域において、大きく4つの事業を行っています。その各々の内容と、どういったことに注力しているのかを理解しておきましょう。
また、面接では「なぜ他社でなくコナミなのか」ということを深堀される傾向にあります。他社との違いをしっかり把握し、自分がコナミでやり遂げたいことを明確にしておく必要があります。
企業の事業展開を理解する
コナミは以下の事業を展開しており、内容をまとめると以下のようになります。
事業内容 |
|
デジタルエンタテインメント |
モバイルゲーム、家庭用ゲーム、カードゲームの開発提供 |
アミューズメント |
アミューズメントマシンの制作・製造・販売や、ゲームのオンライン接続サービスの提供 |
ゲーミング&システム |
スロットマシンやカジノマネジメントシステムの開発・製造・販売・サービス |
スポーツ |
フィットネスやスクールの運営、スポーツ関連商品の企画・製造・販売、法人向け健康指導など、スポーツ全般に関わる様々なサービスを提供 |
幅広く事業展開していく中で、企業として成長していくにあたっての大きなポイントは以下の2点になります。
eスポーツの活性化
コナミは早くからeスポーツに注目し、リーディングカンパニーとしてその活性化に注力しています。
具体的な取り組みとしては、以下のようなものがあります。
- 「eFootball™」シリーズの世界選手権(2001年~)
- 「遊☆戯☆王」シリーズの世界選手権(2001年~)
- 「パワフルプロ野球」シリーズの日本選手権(2001年~)
- eスポーツの配信ができる「esports 銀座 studio」オープン(2020年)
- eスポーツデバイスが体験できるショールーム「esports 銀座 store」オープン(2020年)
- eスポーツ界で活躍する人材の育成スクール「esports 銀座 school」オープン(2020年)
ゲーム業界二大大手と呼ばれる「任天堂」「ソニー」はコナミのeスポーツの取り組みに比べ、出遅れた形となっています。
任天堂はそもそもeスポーツに消極的であり、ソニーはソニーeスポーツプロジェクトを立ち上げましたが、コナミから大きく遅れをとり、2021年10月に初のeスポーツ大会を開催しました。
2000年代からeスポーツに注目し取り組みを行っていたコナミは、大手よりも一歩先を進んでいるといえるでしょう。
グローバル化
コナミはeスポーツ大会を世界で開催することをはじめ、グローバル化への取り組みも積極的です。特にグローバル化を目指しているのは「ゲーム&システム事業」です。
ゲーミングビジネスとは、主にカジノでのマネジメントシステムやゲーム機器の開発、販売を指しています。カジノでは厳選なる適性検査に合格し、ゲーミングライセンスが不可欠です。
コナミは既に北欧・豪州中心に全世界420カ所でライセンスを持っており、今後、アジア、欧州、南米など新たな市場での躍進を目指しています。
注目はカジノマネジメントシステム『SYNKROS®(シンクロス)』です。こちらもホームページをチェックしておきましょう。
他社との違いを明確にしておく
ゲーム業界は、ソニーと任天堂が2大トップ企業と呼ばれており、全国シェアをほぼ二分している状態です。そして以下にまとめた企業がその後に続いています。
そうした中で面接では「なぜコナミなのか」といった質問を深堀りされることが予想されます。
コナミのゲームやデジタルエンタテイメント事業における特徴を理解し、その理由を説明できるように準備しておきましょう。
代表ゲーム |
デジタルエンタテインメント事業での特徴 |
全国シェア |
|
コナミ |
「遊☆戯☆王」 「パワフルプロ野球」 |
・「AI」や「AR」などの最新技術を活用することで、コンテンツの多様化 ・ゲーム媒体における抽選技術で、ユーザの不満を改善 ・eスポーツの活性化 |
3.1% |
バンダイナムコ |
「太鼓の達人」 「ドラゴンボール」 「テイルズ オブシリーズ」 「ワンピース」 |
・幅広い層に向けて、さまざまなプラットフォームへバランスのよいラインナップを展開 ・プレーヤーの視線とキャラクターの関係を反映させるゲーム処理に秀でている |
5.1% |
カプコン |
「モンスターハンター」 「バイオハザード」 「ストリートファイター」 |
・ミリオンタイトルを、全世界に配信することで収益の最大化を図る |
1.1% |
スクウェア・エニックス |
「ファイナルファンタジー」 「ドラゴンクエスト」 |
・世界各地のお客様に提供 ・HD(ハイ・デフィニション)ゲーム、大型オンラインゲーム(多数参加型)の開発運営 |
5.0% |
参考:ES研究所
DREAM NEWS
各企業の展開事業
どの企業も「デジタルエンタテイメント事業」は共通していますが、他の事業の展開は各企業異なります。
例えば、バンダイナムコはおもちゃとの関連が強くなっていたり、コナミはスポーツジムの経営などを行っているため健康や運動といった分野との関連が強い傾向にあります。このように他の企業の強みなども確認しておきましょう。
デジタルエンタテインメント以外の事業展開 |
|
コナミ |
・アミューズメント事業 ・ゲーミング&システム事業 ・スポーツ事業 |
バンダイナムコ |
・IPプロデュース事業 ・アミューズメント事業 ・トイホビー事業 |
カプコン |
・アミューズメント施設事業 ・アミューズメント機器事業 ・ワンコンテンツ・マルチユース=所有するコンテンツ1つから映画や舞台、出版物やグッズと幅広いジャンルに展開 |
スクウェア・エニックス |
・アミューズメント事業 ・出版事業 ・ライツ・プロパティ事業 |
コナミで実際に聞かれた質問
- 自己PR
- 志望動機
- 将来会社でやりたいことは何ですか
- 就職活動の軸を教えてください
- 他に受けている企業と選考状況について
- 学生時代に力を入れたことは何ですか
- なぜこの部署を志望しているのか
- ソーシャルゲームをどの程度しますか
- 同業他社と比較してコナミの強みは何だと思いますか
- あなたの趣味を教えて下さい
- 逆質問
一つの質問につき、一人に与えられる時間は1~2分程度です。予想できる質問に関して端的に的確に答えられるよう、文字数にして300~400字程度でまとめておきましょう。
面接では、志望動機や趣味など深堀される質問もあります。一貫性を持たせて何を聞かれても答えられるように準備しておく必要もあります。
よく聞かれる質問の解答例を3つ挙げておきますので、参考にしてください。
同業他社と比較してコナミの強みは何だと思いますか
<回答例>
御社の強みは、2001年という早くからeスポーツのリーディングカンパニーとしてその活性化を主導していたことだと考えます。
eスポーツの市場は世界で拡大していくことが期待され、国内においても高速通信システム5Gが普及することで、ますます注目されると確信しています。他社も近年積極的に参入していますが、御社は2020年にはeスポーツ選手を育成するスクールも開設されており、今後もeスポーツ界において中核となる立場であり続けると思います。(218文字)
コナミの強みとしてはeスポーツにいち早く参入し、その活性化につとめていたことでしょう。
また、コナミは、モバイルゲーム、アーケードゲーム、家庭用ゲームを、バランスよく展開している企業でもあり、それも一つの強みと言えそうです。
同時にスポーツ関連事業を展開してる企業は他社にはないので、スポーツに関心があれば強みとしてあげるのも良いでしょう。
就職活動の軸を教えてください
<回答例>
私は自分が得意なことやできることではなく、「自分が好きなこと、楽しめること」を軸としています。好きなことを仕事にできれば、常に前向きな気持ちで仕事に取り組むことができると考えたからです。
そう考えた時に、小さい頃は家族でやるボードゲーム、中高生の時は友人とアーケードゲームや家庭用ゲーム、大学になってからはオンラインゲームを楽しんでいるときに、自分は充実感を感じていることに気が付きました。ゲームを通じて友人との仲を深めたり、知らない人と繋がり視野が広がったり、ゲームには人を笑顔にする力があると感じています。
そんな私にとって、御社は、アーケードゲーム、モバイルゲーム、家庭用ゲームと、私が好きだったゲームすべての分野においてバランスよく事業を展開されていることに魅力を感じています。大好きなサッカーのゲームであるefootballの世界大会も主催されているのも、御社を第一希望とさせていただいている理由の一つです。
このワクワクする気持ちが就活において最も大切だと考え、「自分が好きなこと」を軸にしています。(461文字)
企業が就活の軸について尋ねることは珍しくありません。この質問によって、企業への関心度、志望度の高さをはかっていると考えられます。
自分の就活の軸がどう企業に沿っているのかを違和感のないよう説明できるようにしておきましょう。
将来会社でやりたいことは何ですか
<回答例>
私は御社の「efootball」を世界中のサッカー好きの人に体験してもらうプロジェクトを成功させたいです。
私はサッカーが大好きです。しかし女子サッカーをやっているチームは少なく、実際にプレイしたことはありません。サッカーチームに所属すればよかったと後悔していたところ、御社のゲームに出会い、リアルさを体感しながら自分もプレイヤーとして参加できるということにとても興奮しました。
世界大会を盛り上げたい一方で、私のように、サッカーが好きだけどやったことのない人たちのためにも小規模な大会を多数開催し、楽しんでもらいたいと考えています。ゆくゆくはそこから世界大会にチャレンジし、活躍していく人が出てきてくれたら嬉しいと考えています。(319文字)
やりたいことに関しては、できる限り具体的であった方が熱意を感じることができ、好印象です。
そのやりたいことが実際に可能かどうかは問題ではありません。きちんとしたやりたい理由を提示することも大切です。
面接前にチェックすべきこと
コナミの新卒情報
募集職種 |
■制作職 ■総合職 ■施設運営職 スポーツクラブインストラクター(スイミング、体操、フィットネス、ゴルフ、サッカー、テニス など) |
募集人数 |
開示なし(2022年は100~200名程度) |
採用フロー |
WEB選考シート、WEB試験/作品選考、WEB面接など ※ 選考フロー/選考内容は職種ごとに異なる |
面接 |
最終面接含め2回の面接 |
コナミの事業内容
- デジタルエンタテインメント事業
- アミューズメント事業
- ゲーミング&システム事業
- スポーツ事業
参考:リクナビ
コナミはゲーム業界に分類されますが、取り扱っている商品・サービスとしては幅広く、ゲーム・アミューズメント機器、ソフトウェア、インターネット関連、スポーツ・フィットネス・ヘルス関連施設となっています。
ゲーム業界全体はコロナ禍により需要が増加しています。中でもソーシャルゲームやオンラインゲームは、次世代の通信システムの普及も相まって好調です。今後はeスポーツが成長市場として注目されています。
コナミも好調の波に乗り増益しており、さらに今後eスポーツの推進をはかり、ゲーミング&システム事業においてグローバル展開に拍車をかけることで、成長することを目指しています。
また、ソーシャルゲームにおいても「ドラゴンコレクション」など人気コンテンツも多くあり、さらなる充実を目指しています。
コナミは、他社と比べ、事業バランスが整っているといってもいいでしょう。ゲーム事業に頼り切らず、一つひとつの事業が独立して確実な成長を遂げています。
今後はグローバルな展開に向けて英語を話せることも強みとなりそうです。
参考:コナミ第1四半期決算短信
コナミの社風は?
コナミでは、アイデアの浮かびやすい環境を整えるために、働きやすさを重要視しており、福利厚生や制度の充実をはかっています。
例えば、在宅勤務制度を導入し、働き方を選ぶことができるようになっています。
また、社内にはコミュニケーションゾーンが設けられており、他部門の社員ともコミュニケーションが取りやすくなっています。
家族を大事にするという考えも根付いており、従業員の子どもたちが会社で仕事の様子を見ることができる「KONAMI こども参観日」も開催しています。
このようなことから、風通しの良い、カジュアルで暖かい社風であると考えられます。
プログラマー
今の職場は先輩社員が特に優しく面倒見のいい方ばかりで、日頃からよく仕事の後に飲みに連れて行っていただいています。そこで先輩方とコミュニケーションを重ね、だんだんと現場でも動きやすく、仕事がやりやすくなっていったのも大きかったかもしれません。
デザイナー
新人の私でもさまざまなチャンスを与えてもらえることにびっくり。キャラクターを描かせてもらえるのは、経験を積んだずっと先だと思っていたのに、先輩から「やってみよう!」と任せてもらえました。仕事を重ねるたびに確実にステップアップし、自分が積極的になればなるほど、身につく力も大きくなっていくのを感じます。
ハードウェアエンジニア
問題にぶつかった時に先輩方と相談しやすい環境が整っているのは心強いです。何かあればいつでも話がしやすい和気あいあいとした雰囲気は、モチベーションの向上にもつながっています。
総合職
入社時には、やりたいことを仕事にしている人が多く、自分の夢を実現できる風通しのいい会社なのではと感じていて、ゆくゆくはゲームをつくることに携わりたいとも思っていました。
まず、社員紹介のページに出ている社員がほぼカジュアルな私服であることが印象的です。アットホームな雰囲気が想像できます。
また内容を確認すると、上下のコミュニケーションがとりやすく、若い時からチャンスがもらえる環境であることがわかります。
その他、先輩社員たちの一日のスケジュールや志望した理由なども見ることができるので、ぜひこちらの仕事・社員紹介のページを読んで企業のイメージをつかんでください。
コナミの過去実績
採用倍率
コナミの採用倍率は公開されていません。
しかし、ゲームを扱っている会社は全体において人気が高いため、倍率が高いことが予想されます。
採用に関しては職種別であるため、専門技術が必要なものもあります。技術に関する基準が満たされない場合は、排除されてしまう可能性もあるため、必ず自分の職種の採用条件を確認しましょう。
採用大学
採用大学は下記になります。
専門職での募集があるため、多くの専門学校からも採用があります。また、芸術系の大学も名を連ねていることから、幅広い大学から採用していることがわかります。
徹底した対策を!コナミの選考を有利に進めよう
ゲームが好きだからこの業界に入りたいと考える人がほとんどでしょう。しかし、ゲームが大好きという理由だけではコナミの選考を通過することは難しいでしょう。
「なぜたくさんあるゲーム企業の中でコナミなのか」を述べられるようにしておくことが大事です。そのためにはしっかり企業の目指す今後の方向性まで理解しておきましょう。
コナミに就職するには難関であることが予想されます。採用の鍵となるのは「面接」です。志望動機はもちろんのこと、ゲーム業界は趣味等も深堀りされる傾向にあります。対策をしっかり立てて挑みましょう。